USBポート付き電源タップ USBハブ 周辺機器の基本的なこと
最近はコンビニでも購入ができ、身近になったUSBポート付き電源タップ。これと、パソコンの周辺機器をつなぐUSBハブと周辺機器(主にSSD,HDD)について取り上げます。
USBポート付電源タップというのは普通の電源タップにUSBの差込口があるものです。コンセントとUSBの接続機器を1つの電源タップでまとめて使えるものですが、USBに関していえば、スマートフォンやタブレットなどの充電がメインになります。ですので、場所的な問題が大事です。必ずしもパソコンや机のそばでなくてもいいのです。玄関前でもいいですし、ダイニングの近くでもいいですし、リビングルームでもいいのです。要は、さっと充電できる場所に置くことが一番大切です。選ぶ上で注意したいのは、ACアダプターのコンセントです。ACアダプターはコンセントが大きいので差込口が1つ使えないものも出てくるかもしれません。コンセントの差し込み口の個数を決めるときは、ACアダプターなどコンセントが大きいものを使うかどうかも考える必要があります。これはコンセントの差込口だけの電源タップにも言えることです。それと、もちろんコードの長さも大切です。
USBポート付き電源タップは、コンセントの差込口だけの電源タップと比べると、ラインナップが多少豊富ではないので、スマートフォンの充電などの充電関連のものは、USBポート付き電源タップでまとめて、パソコンと周辺機器関連は、コンセントの差込口だけの電源タップ(できれば6個口以上あるもの)でまとめるというのが一番だと思います。コンセントの差込口だけの電源タップなら差込口もいろいろなパターンのものがあるので、自分に合った電源タップを見つけやすいです。
一方、USBハブは、主にパソコンと周辺機器をつなぐことが目的なので、当然、パソコンの周辺が主な置き場所になります。ですので、目的によって、ハブの大きさやコードの長さは購入するときはチェックする必要があります。USBハブは、パソコン本体のUSBスロットが足りないときに使うものです。机の上に周辺機器を置く場合は、机の場所にスペースの確保が必要なのでコードは20mm~50mmくらいのものがいいですし、机の下などに置く場合はコードが1m以上のものがいいと思います。
USBハブはバスパワータイプとセルフパワータイプの2種類があります。バスパワータイプはパソコンに直接接続するだけのタイプで、セルフパワータイプはACアダプターがあり、ACアダプターをコンセントに接続することで消費電力が多い機器(HDDなど)を安定して動作させることができます。どちらのタイプにするのかは、外付けする機器を常時接続させるのか、その都度接続させるかで考えが変わります。
USBハブを使う上で問題となるのが、外付けHDD(ハードディスク)やSSDです。なぜ問題になるかと言いますと、これらは消費電力が多いからです。今日、ポータブルな外付けHDDやSSDが主流になり、SSDに関していえばスティック式のものも出てきていますので、どちらとも、常にバックアップを取りたい人や、テレビと接続して番組を録画したい人を除けば、常に常時接続しなくてもいいのではと個人的には思っています。消費電力の問題もポータブル用ならポータブル向けに作られているので、消費電力の問題も古いものと比べると改善されているので、たまに使うのなら問題ないと思います。もし、駆動時間を優先するのなら、HDDよりSSDを選ぶのが1番の選択です。ただし、SSDはHDDよりも値段が高いということを頭に入れておく必要があります。また、SSDは駆動時間が早い反面、発熱の問題がありますので、夏場の管理は注意が必要です。
USBハブにつなげてSSD、HDDを長時間使用する場合は、駆動時間や消費電力などを考えて、バスパワーよりもセルフパワーのほうがいいと思います。
話がそれましたが、USBハブのポート数は、パソコンのスロットの数にもよりますが、通常使用であれば4ポートのもので足りると思います。USBの周辺機器は結構多くあり、HDD、SSD、マウス、プリンター、テンキー、DVDドライブ、スキャナー、コンパクトカメラ、スティック式のUSBメモリ、スマートフォンをつなぐコードなどのコード類などいろいろです。これらを全部使うとなれば、7ポート以上は必要になると思います。ただ、一般的に普段使う場合には、DVDドライブなどめったに使わないものも多いので、基本的には4ポートあれば大丈夫です。
また、USBハブは、大きく分けるとUSB2.0、USB3.0、USB type-Cと3種類ありますので、こちらも、購入時には注意が必要です。購入前にパソコンのスロットを確認する必要があります。
USBポート付き電源タップを購入すれば、いろいろな場所でUSB機器を充電することができ、USBハブを購入することで、いろいろな周辺機器を使うのに抜いたり差したりするなどの手間が減り便利なところがあります。