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伊勢神宮を訪ねて

 時刻は午前8時45分。私は、伊勢市駅にいます。
 今回は、伊勢神宮を訪ねるために三重県伊勢市に来ています。
伊勢市駅の改札を出て、駅前の風景を見ると、正面には、鳥居が、左右にはホテルがあり、いかにも観光地らしい駅の風景です。
 私は、駅改札の横にあるコンビニ風のお店で飲み物などを購入して、伊勢神宮の外宮を目指して歩き始めました。

 駅前の案内図の左側には、外宮500mと書かれてありました。どうやら、外宮は、直線で駅から歩いて行ける距離にあるということがわかりました。

 駅前の鳥居をくぐって、外宮に向かいます。
 駅からは、まっすぐ歩くだけです。

 駅からある程度歩き、外宮の信号1つ手前の交差点の右側のお店で、開店準備の作業の様子が見えてきました。どうやら9時から開店の様です。お店は赤福の直営店の様で、すでに店前には開店を待つ人が4、5人いました。
 出来立ての赤福が食べられるのでしょうか。私にはわかりません。

ここから、少し歩いて外宮前の信号に着きました。

外宮は、正式には豊受大神宮といいます。
豊受大神宮は、天照大御神の御饌都神(御食事を司る神)である豊受大御神がお祀りされています。

最初の鳥居をくぐって正宮に行きます。

 2つ目の鳥居をくぐります。
朝の9時頃ということもあり、ちょうどいい混み具合です。
神社の中を歩いていて、何かスピリチュアルな感じがしました。
それだけ長い時間をかけて周りの自然と神宮がうまく調和してきたということです。

神楽殿(お守りなどが売っています)横付近です。
あともう少しで正宮に着きます。

正宮

正宮に着きました。
正宮は、一般の神社と違い、萱葺屋根で、長い歴史を感じる作りになっています。
正宮は、20年に1度の式年遷宮で、古くからある儀式のままで、隣にある御敷地の建て替えられます。

正宮横の木々

 4月ということもあり、木々が鮮やかな緑色になっていて、きれいでした。
神宮と自然との調和が取れています。
これも歴史の積み重ねによるものです。

土宮
風宮
多賀宮

 多賀宮は、山の上にありますので、上り下りがあります。歩くときは注意してください。

 外宮の参拝が終わりましたので、今度は内宮に行きます。
内宮に行くには、外宮前にあるバス停から内宮行のバスで行くのが一般的です。
 私は特急のバスに乗って、直接、内宮前まで行きました。
バス料金は520円でした。(交通系ICカード利用可)
もし、途中で猿田彦神社に寄りたいのであれば、特急のバスには乗らないようにしてください。特急のバスは猿田彦神社には止まりません。ぜひ、ご注意してください。

国道23号線終点の標識

 外宮前から特急のバスで約20分ほどで、内宮前に到着しました。
内宮前は、国道23号線の終点でもありました。
因みに、国道23号線の始点は、愛知県豊橋市であります。

 内宮は、正式名は皇大神宮といいます。
 皇室の御先祖神である天照大御神をお祀りしています。
 皇大神宮は、日本書紀には、今から約2000年前、第十一代垂仁天皇の時代に五十鈴川の川上に創建したとされています。
 垂仁天皇は、生まれたのが紀元前29年で、西暦70年に140歳で崩御されています。
 140歳で崩御というのは、今の時代に置き換えると現実的ではありません。
 そのようなことから、皇大神宮は、考古学的には5世紀末から6世紀初頭に設立されたというのが有力説のようです。
 私としては、どちらにしてもかなりの歴史があるのは間違いないので、皇大神宮は日本書紀に従い2000年前に創建されましたという文面で問題ないと思います。
 伊勢神宮は、数字で理解するのではなく、感覚的で理解する。それだけ歴史があるということを理解していただければいいのではと思います。

 この写真の右側の建物で、案内図が書いてある用紙1枚のパンフレットを配布していました。
 私は、初めての訪問なので、何もわかりませんでしたので、もらいました。

 午前10時10分くらいの時間なのですが、外宮の混み具合とは違い、内宮は、もうたくさんの人であふれかえっていました。
 鳥居と宇治橋の風景は、写真でも有名で観光客の皆さんも多くの方が撮っていました。
 私の写真は、混んでいて、うまくシャッターが押せなかったせいか、鳥居が少し斜めになってしまいました。

 鳥居をくぐり、その先にある宇治橋を渡って、正宮に向かいます。
 宇治橋は、右側通行です。

宇治橋右側から見た五十鈴川

宇治橋右側から見た五十鈴川です。
写真では伝わらないかもしませんが、趣があるいい川です。

宇治橋を渡ったところにある鳥居

 宇治橋を渡った先には、かつては、神職の屋敷などがありましたが、明治の大改革により撤去されました。
 宇治橋を渡って、右に曲れば内宮神苑に出ます。

内宮神苑を中を歩いています。

 当日は、なぜか、おばさんグループが多かったです。
地域的には、地理的なことから関西方面の観光客が多かったので、大阪弁などの関西弁が多く飛び交っていました。
 写真の右側にある山がおそらく神路山だと思われます。
 風情があっていい山です。
 当日、天気が晴れて、景色がよかったです。

大正天皇御手植松前です。


 立派な松の木としっかりと手入れされている芝とがマッチしていてよかったです。
手前の玉砂利もよく整備されています。
玉砂利に関しては、神宮の作業員の方たちがトンボで平らにならしています。

この写真に関しては、列から外れて立ち止まって撮ることができました。

 橋を渡り

 鳥居をくぐります。

五十鈴川御手洗場

鳥居くぐって右側に見えたのが、五十鈴川御手洗場です。
当日は、前日が雨だったせいで水が濁っているという張り紙が御手洗場の手前にある手水舎に貼ってありましたので、ほとんどの人が手水舎で手を洗っていました。

 さらに、もう1つ鳥居をくぐり、神楽殿(お守りなどを売っている建物)の横を通った先に正宮があります。
思った以上に、正宮は入口から遠くにあるようです。
このあたりから、神宮と自然との調和が感じられるようになってきます。

正宮

正宮に到着しました。
内宮の入口から約10分程かかりました。
結構歩いた気がしました。
内宮も、歴史を感じさせるたた住まいです。
周りの木を切らずに、自然との調和を意識した正殿です。
木にも歴史を感じます。
正宮は、20年に1度の式年遷宮により、隣の敷地に建て替えられます。
式年遷宮とは、古くからの儀式のまま、社殿などすべて新しくして、天照大御神に神殿へおうつりいただくお祭りです。
式年遷宮は、1300年にわたり継続されているお祭りです。
つまり、萱葺(かやぶき)屋根などすべての造りが、1300年間ずっとすべて同じ姿(デザイン)のままの社殿だということです。


 参拝は、正宮の正面でしたい人が多かったのですが、警備員さんが「右側が開いていますよ」と盛んに言っていましたので、私は、写真では見えない右側で参拝を済ませました。
 天照大御神様は、正面、左右関係なく、すべての人を受け入れてくれる方だと信じて参拝しました。

風日祈宮前にある橋から撮った島路川の写真

 内宮で参拝した後は、高床式の御稲御倉がある坂を上り荒祭宮を参拝し、川を渡って風日祈宮で参拝を済ませて、内宮を後にしました。

 最後に、トイレにも寄りました。トイレは、時代とは関係なく現代的で、新しく、きれいでした。

宇治橋左側から見た五十鈴川(参拝の帰りに撮りました。)
内宮前に止まっていた観光バス

 内宮から出てきて目に入った風景です。
伊勢神宮は、団体客にも人気がある観光スポットです。
この多くの観光バスを見て、改めて、内宮の人の多さを実感しました。

 内宮の参拝を終えて、入り口に戻ってきて、今度は、右側にあるおはらい町通りを歩きました。
 上の写真を見てもらえればわかるのですが、とにかく人だらけで歩くのも大変でした。
 とにかく歩くのが大変だったというのが、いちばん記憶に残っています。
 写真も歩きながら撮りましたが、なかなかうまく取れず、人の顔が多く映っていて、いい写真が取れませんでした。この辺が少し残念なところでした。
 私は、通りの途中で松坂牛コロッケ(確か、税抜きで1個400円くらいだったと思います。)を買って食べながら、おはらい町通りをまっすぐ歩き続けました。

おはらい町通りの中間地点
赤福の本店が目立ちます。
ここの交差点を左に行けばおかげ横丁です。右に行けば五十鈴川に架かる橋に出ます。

 私は、おかげ横丁には行かず、そのまま、まっすぐおはらい町通りを歩きました。
やがて、なぜか地下道に出くわして、地下道の中を歩いて出口を出て、目にしたものが大駐車場でした。駐車場は満車で、空くのを待つ車が列を成していました。
 伊勢神宮がこれだけ人気がある観光スポットだということを肌で実感した風景でした。

 地下道を出て、左に曲がると国道23号線に出ます。
 すると猿田彦神社の看板が目に入りましたので、猿田彦神社に行くことにしました。大きな看板でしたのでわかりやすかったです。

猿田彦神社

 伊勢神宮の参拝順序で、外宮→内宮の間に猿田彦神社を入れるのが正しい参拝経路という説もありますが、私は、外宮→内宮の後に猿田彦神社での参拝となりました。
 ただ、交通の便を考えると、最後は内宮にするのがいいのは確かです。特急のバスに乗って伊勢市駅に戻れることもできるからです。

 私は、バスで伊勢市駅には行かず、猿田彦神社から徒歩で近鉄五十鈴川駅まで行きました。
 理由は、猿田彦神社前の道で満員のバスを見て、大変そうに見えたからです。

 猿田彦神社から近鉄五十鈴川駅までは徒歩で約15分くらいかかりました。歩いた結果、やっぱりバスのほうがよかったなあと思いました。結構、遠く感じました。
 近鉄五十鈴川駅まで歩いている間、人は、ほぼ人がいなかったといっていいくらいで、お店に関しても、出くわしたのはラーメン屋くらいで、ほぼ何もないといっていいと思います。

近鉄 五十鈴川駅入口の標識

 近鉄 五十鈴川駅入口の標識です。
 五十鈴川駅は、普通の駅であり、住宅地の中にあるようなシンプルな駅でした。
 五十鈴川駅からは、鳥羽、志摩方面だけでなく、名古屋、大阪、京都方面にも行けます。

伊勢市駅。
近鉄線で伊勢市駅に戻って来ました。
写真に写っている改札は、JRの改札ですが、近鉄も使える共通の改札です。

感想

  伊勢神宮に来て、いちばんよかったことは、伊勢神宮を肌で体感できたことです。
 写真で見るのとは、全然違います。
 内宮、外宮ともに、2000年という月日を自然とともに過ごしてきたことがよく伝わります。
 自然というものは、現地に行って体感しないとわからない部分が多いです。
 また、自然というものは、写真ではわからない部分が多いということもわかりました。
 
 伊勢神宮は、一通り回るのには、最低でも半日はかかります。
 今回の私の旅は、伊勢神宮に絞ったものでしたが、来てよかったと思いました。
 実際、現地の観光客の方も、同じ考えなようで来てよかったという声が私の耳にも入ってきました。
 伊勢神宮は、長い歴史の積み重ねによる自然との調和でできているとも言っていいと思います。
 そういったことから、実際に、現地に行かないとよさがわからない部分があります。
 もし、写真を見て興味がわいたのなら、今後の旅行の計画に伊勢神宮を入れるのをお勧めします。
 

図解 伊勢神宮

小学館 (著) 形式: 大型本

 私が、伊勢神宮の記事を書くにあたって参考にした本です。
 A4サイズのカラー本で、写真も多く掲載されていて、わかりやすかったです。

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ただの人間です。よろしくお願いいたします。