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サブスクリプションについて調べてみた (今、話題になっている言葉です。) 

 最近、サブスクリプションという言葉をよく聞きます。音楽配信や、映画やドラマなどの動画配信、本や雑誌のネット購読、さらには、飲食関係や衣服、布団やクリーニング、家電の利用など、例を挙げたらきりがないほどあります。そこで、今回は、サブスクリプションについて、ほとんどのサブスクについてわからないただの一般人が、それなりに調べてブログしてみました。

 サブスクリプションとは月額の定額料金を支払うことによって、コンテンツやサービスを利用するサービスのことです。つまり、商品やサービスを所有するのではなく、一定期間利用できる権利に対して料金を支払います。
 それでは、なぜ最近サブスクリプションサービスが出てきたのかといいますと、その要因として、IT・インターネットの進歩や、物流システムの進歩などが挙げられます。30年前はパソコンのスペック的には高速とは言えず、携帯電話もできたばかりです。それから、インターネットの誕生し、パソコンでネットショッピングができたようになり、音楽もダウンロードができるようになりました。そしてそれに合わせて、パソコンは、CPUの演算処理能力の向上や通信速度の高速化、ハードディスクの大容量化、クラウドができるなど様々な部分で進歩があり、携帯電話もガラケーからスマートフォンと進化を遂げたことで、パソコンやスマートフォンでサブスクリプションサービスが利用できるようになりました。まさに、ITテクノロジーの進歩なしには今のサブスクリプションサービスを語ることはできないでしょう。


 サブスクリプションは、大きく分けると、ビジネス系(OfficeやPhotoshopなどのソフトや、法人向け人事労務ソフト)、音楽や動画配信系、などのネット上でソフトなどを提供するものと、家電などの実物や、美容院や飲食店での実際の利用などを提供するものの2つに分かれます。



 〔実物や実際のサービスなどを提供するサブスクリプションについて考える〕


 まず、洋服や家電、家具などのサブスクリプションを利用すると、物は借りれますが、基本的には返却しなければなりません。
私が、家電や家具のサブスクを利用するなら、やはり、販売価格以上の出費は避けたいものです。商品は新品を希望します。また、月額払いが販売価格に達したら、その商品が気に入ったものなら、そのままプレゼントが可能なサブスクリプションサービスが望ましいです。また、月額払いが販売価格に達していなくても、気に入れば買い取ることができることが可能なサブスクがいいです。洋服のサブスクもある程度使用したならプレゼントが可能なサブスクが好感が持てます。そのように考える理由は、何か商品の返却という手続きが面倒な感じがして仕方がないためです。
 
 次に、コーヒーなど飲食店サブスクリプションについての考えですが、こちらは、月額定期料金を支払えば、指定した飲み物や食べ物を飲食することができます。月額料金的にはお得感がありますが、いろいろなお店でいろいろなのものを味わいたいという人には向いていないかもしれません。本当に、このお店を利用したいと考えている人にはお勧めです。

 化粧品のサブスクリプションについての考えですが、月額料金はお得な感じがします。ただ、すべての化粧品を使い切ることができるかがカギとなります。使い切れなかったらお得かどうかはわかりません。
 食べ物の宅配のサブスクリプションについての考えですが、種類としては、材料とレシピが送られるミールキットと冷凍弁当が主なものです。ミールキットは忙しい主婦の方向けで、冷凍弁当は一人暮らしの方には重宝します。

 
 ここで、疑問に思うのは、食べ物の宅配や化粧品の購入は本当にサブスクリプションなのかということです。これは定期購入なのではないかという疑問が出てきます。確かに、広義の意味は同じなのですが、個人的には、定期購入とは商品の購入に対してお金を支払うのに対し、サブスクリプションはサービスの利用に対してお金を支払うものという意味合いを持つと考えています。ここの区別が難しいところではないでしょうか。私は、食べ物の宅配や化粧品の購入は定期購入ととらえるのが妥当ではないかと考えました。つまり、サブスクリプションという言葉が出てくる前にすでにあった定期購入ということとほぼ同じものだと思います。
 物に関するサブスクリプションサービスに関していえば、気に入ったものであれば買い取って所有することができればいいです。また、物の実際の定価まで使用したのなら、返却しないでプレゼントするのもいいです。一部のサブスクサービスでは実施されていますが、こういったことが全体的に広がればいいなあと思います。
 もし、ある商品を、実際にローンで買うと金利がありますので、サブスクリプションである程度利用して、買い取れば金利分がお得になるのでいいサービスだと私は考えました。

〔ソフト関連のサブスクリプションについて考える〕

 こちらが、サブスクリプションという言葉が知れ渡ったきっかけになったサービスです。以下、個人向けのものから簡単にいくつか例を挙げます。

●マイクロソフトのOfficeやAdobe Photoshopなどは、昔はパッケージソフトを購入しなければなりませんでしたが、今は、月額料金で好きなだけクラウド上で利用することができます。
●アマゾンミュージックやアップルミュージック、Spotifyなどの音楽系も、月額料金で好きなだけストリーミングで音楽を聴くのに利用できます。
●netfrixやAmazon prime video、u-nextなどの動画配信サービスは、月額料金を払えば動画コンテンツが好きなだけ見るのに利用できます。

 あえて、無理やり、「利用」という言葉を使いましたが、これは、所有するということとは違うということを表したいためです。これらのサブスクリプションサービスはネット上で利用するもので、物を購入して所有する必要がないということを表しました。
 これらのサービスも、やはり、IT・インターネットの進歩があってこそできたサブスクリプションです。

〔サブスクリプションサービスを利用する際の注意点〕

 サブスクリプションサービスを利用するには、長期的な視点から検討する必要があります。個々のライフスタイルや趣味と合うものかということが大事です。いろいろなサブスクリプションサービスはありますが、返品や解約などのことは事前に調べたほうが慌てずに済むと思います。
 サブスクリプションサービスは月額定額制です。聞き放題、見放題、借り放題のサブスクリプションサービスに関していえば、月にたくさん使えばお得ですが、月に全然使わなかったら余計な出費になります。物を利用するサブスクに関していえば、買ったほうが得なのかどうかも検討したほうがいいです。また、物の破損に関しても、どの程度から弁償になるのかも事前に調べておいたほうがいいです。
 サブスクは基本、返品が可能です。ただし、一定期間内に使用しないで返品すると、手数料みたいなものを取られるケースがあるので注意が必要です。
 それから、契約日もしっかり覚えておく必要があります。サブスクリプションサービスの解約は、契約更新日の前日で解約となるサブスクリプションサービスがほとんどです。その日に解約とはいかない場合もあることを覚えておきましょう。
 また、解約ができたからと言ってそこで終わりではないことも覚えておきましょう。解約の手続きが終わりましたら、今度は退会の手続きというものがあります。退会とはアカウントを削除することです。退会することが本当の終わりです。


〔最後に、私のサブスクリプションについての感想〕

 私としては、サブスクリプションとはあくまでもサービスを利用する、つまり、利用に対してお金を支払うものと考えました。広い意味ではサブスクリプションという言葉は定期購入という意味もありますが、それだと、通販の定期購入など含んでしまいます。私としては、意味が狭くなりますが、サブスクリプションは利用に対して支払い、定期購入は購入して所有することに対して支払うという2つのケースに分けたほうがわかりやすくていいのではと思いました。

 サブスクリプションサービスは、個人向け、法人向けを合わせると、かなりの数があります。その中から、本当に利用したいものを、よく考えてから、使うのがいちばんだと思います。

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ただの人間です。よろしくお願いいたします。