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Anker PowerCore Fusion 5000 とAnker PowerLine Ⅱ 3-in-1 ケーブル(商品レビュー)

 どちらも定番商品で、発売から時間がたっていますが、現在も店頭では在庫切れでないケースがあることから、今でも人気商品であることは間違いありません。これから使用したい人もいるかもしれませんので、実際に使用した感想を書いてみます。

①Anker PowerCore Fusion 5000

 外出しているときにスマートフォンの電池が切れるということが結構あると思います。そういうときどうするか。キャリアショップで充電するか、もしくは、カフェなどのコンセントやUSBポートで充電するか。最近では有料でモバイルバッテリーを貸し出すサービスもあります。ですが、やはり、できればそういった施設やサービスを利用せずに充電したいものです。実際、カフェなどに行って充電できるかと言えば、コンセントなどは一部の席にしかなく、そこに座らなければ充電できません。ではどうすればいいかと考えた結果、モバイルバッテリーを買えばいいという結論に至りました。でも、私は、スマートフォンを頻繁に使用しないので買う必要はないのではとも考えましたが、一応、ネットでいろいろと調べました。調べた結果、買う価値があるなあと思ったのがAnker PowerCore Fusion 5000でした。

Anker PowerCore Fusion 5000
出力ポートは、USB-Aポートが2つ マイクロUSBポートが1つです。

 Anker PowerCore Fusion 5000は、モバイルバッテリーとしてだけでなく、USB充電器としてコンセントにさしても使えるのが特徴です。重さは、189gで、持ち運んで使用するにはちょうどいい重さです。

 Anker PowerCore Fusion 5000の容量は、5000mAhです。

 そこで5000mAhがどれくらいの容量なのかを、Anker PowerCore Fusion 5000を満タンに充電してどうなるのかを調べてみました。使用する機器は私物のiPhoneです。ケーブルは、単線のUSB-Aとライトニングのケーブルです。
 携帯電話の残量が20%になったらiPhoneを充電するという形で検証しました。
 結果は、10分充電して2倍の40%になりました。次は、20%になったら30分充電して50%充電できたので70%になりました。以後、20%充電して、最後に35~40分程度充電して55%になったところで、青ランプが1つになり点滅しました。つまり、この結果、1回の満タンの充電で、携帯電話約1.5回分充電できることがわかりました。

※ここでのデータ的なものはあくまでも私自身が使用した1つの結果であり、決して一般的な結果ではありません


 Anker PowerCore Fusion 5000の容量5000mAhは、頻繁にフル充電するほどスマートフォンなどの機器を使用しないのであれば、問題ない容量です。もし、外出先で頻繁に充電をするのであれば、容量が10000mAhのモバイルバッテリーが必要になります。ただ、10000mAhの場合、容量が多い分、モバイルバッテリーの重量も重くなりますので、持ち運びに関していえば、注意が必要です。
 Anker PowerCore Fusion 5000は、モバイルバッテリーとUSB充電器のハイブリットということから、室内・室外の両方に対応できますので、1台あったほうが便利です。
 因みに、Anker PowerCore Fusion 5000の後継機種に、Anker PowerCoreⅢFusion 5000という充電器があります。こちらは、出力ポートにUSB Type-Cのポートがあります。USB Type-CはUSB Power Deriveryに対応していますので、もし、対応できるのであれば、こちらを購入するのもアリです。
 

②Anker PowerLine Ⅱ 3-in-1 ケーブル
Anker PowerLine Ⅱ 3-in-1 ケーブル
マイクロUSBのコネクタのライトニングをかぶせた場合

 Anker PowerLine Ⅱ 3-in-1 ケーブルは、マイクロUSB、USB Type-C、ライトニングの3種類のコネクタから1つとUSB-Aを1つのケーブルでつなぐことができるマルチケーブルです。マイクロUSBとUSB-Aをつなぐときはそのまま使用すればいいのですが、USB Type-CとライトニングはマイクロUSBの上にかぶせてから使用します。本来なら、3つケーブルを買う必要があるのですが、コネクタが1本のケーブルにまとまっていますので、1つのケーブルで3種類の使い方ができます。
 例としては、iphoneがライトニング、アンドロイドやブルートゥースのイヤホンがUSB Type-C、デジタルカメラがマイクロUSB、とそれぞれの充電やデータ転送に使えます。
 Anker PowerLine Ⅱ 3-in-1 ケーブルが、いちばん使用できる用途は、旅行の時です。私も、旅行の時、Anker PowerCore Fusion 5000は持っていきましたが、ケーブルに関していえば、ライトニングとUSBーAのケーブルと、マイクロUSBとUSB-Aのケーブルと2種類持って行ったので、かさばるので、ケーブルを1つにまとめられればいいなあと思っていました。ですので、家に帰った後にマルチケーブルのことを知って、もう少し早く知っていれば使っていたのにとも思いました。

③Anker PowerCore Fusion 5000にAnker PowerLine Ⅱ 3-in-1 ケーブルをつなげて使用しました。

 実際、Anker PowerCore Fusion 5000に、Anker PowerLine Ⅱ 3-in-1 ケーブルをつなげて使用してみました。
 まず、Anker PowerCore Fusion 5000をモバイルバッテリーとして使用して、Anker PowerLine Ⅱ 3-in-1 ケーブルでIphoneにつないで10分間充電しました。結果は、13%充電できました。
 次に、USB充電器としてコンセントに差し込んで同じくAnker PowerLine Ⅱ 3-in-1 ケーブルでIphoneにつないで10分間充電した結果も13%でした。
 マルチケーブルを使用したときの結果はどちらも同じ充電結果となりました。
モバイルバッテリーとして使用したとき、単線のケーブルに比べて、マルチケーブルのほうが、充電量が少なかったのは、やはり、ライトニングのコネクタをマイクロUSBにかぶせて使うということが影響しているのかもしれません。ただ、それでも、1本のケーブルで、3種類コネクタの充電等に使用できるAnker PowerLine Ⅱ 3-in-1は、複数の機器を使用している人にはメリットはあるのは間違いないのでおすすめしたいです。

 以上、Anker PowerCore Fusion 5000とAnker powerLineⅡ 3-in-1 ケーブルの紹介と使った感想でした。どちらとも、店頭では手に入りにくいのでネットでの購入をお勧めします。

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