ドーナッツチェーン5社のドーナツの紹介と今のドーナツ現状
今回は、ドーナツチェーン店のドーナツを取り上げました。近年、コロナの影響で、ドーナツもテイクアウト需要で見直されている傾向があります。私は業界関係者ではありません。また、ドーナツは好物な食べ物ではありませんが、ドーナツにチェーンについて簡単に調べてみました。
正直、ドーナツというものは、食べたいときは食べますが、そうでないときは食べない。私にとっては、そんな食べ物です。では、なぜ、ブログで取り上げるのか。理由としては、以前、ミスタードーナツが値上げするという記事を出したのですが、あまりにも単純な記事であるため、自ら、ホームページから削除したことが理由の一つです。そして、もう一度それなりにきちんとしたドーナツの記事を書こう。そう思ったことがこの記事の始まりです。
まずは、ドーナツのチェーン店3社のチョコファッションドーナツを取り上げて、いろいろと書いていきます。そのあとに、2社のドーナツを取り上げます。
①3社のチョコファッションドーナツ
※ドーナツの取り扱いがうまくいかなかったため、チョコレートのコーティングが崩れていることはご了承ください。
三つを比較してわかることは、形が違うことです。穴の大きさがきちんとはっきりしているのが、ミスタードーナツです。クリスピークリームドーナツは、ドーナツの穴より生地の多さが目立ちます。ジャックインザドーナツは、穴を普通にありますが、形が、丸いドーナツの外側に、生地を加えて、独特な形にしています。
次に味です。ミスタードーナツは、やはり、ドーナツの味の基準になるドーナツで、コンビニのドーナツとも味が似ています。どちらかちうとクッキーに近い味で、しっかりした甘さもあります。生地の色もクリーム色で、日本人に合った味のドーナツと言えます。
クリスピークリームドーナツは、生地の柔らかさと味のバランスがよくできたドーナツです。食べていて一番ボリューム感があったのがこのドーナツです。生地もチョコレートの生地で、オールドファッションドーナツの特徴であるザクザクした食感はあまり感じられず。ちょどいい食感でした。色はチョコレートの色で、私としては、3つの中では、クリスピークリームドーナツが一番おいしかったです。
ジャックインザドーナツは、甘さが控えめなドーナツに感じました。なぜか甘さを感じませんでした。甘さを控えめにしているのかもしれません。生地の色は白く、クッキーというよりはパンに近い感じです。
3番目は価格です。
- ミスタードーナツ チョコファッション ¥151
- クリスピークリームドーナツ オールドファッション チョコレート ¥230
- ジャックインザドーナツ チョコファッション ¥154
この中では、クリスピークリームドーナツの価格の高さが目立っています。クリスピークリームドーナツが、他のドーナツと比べると、手の込んだものになっているのかもしれません。クリスピードーナツとしては、この価格差をどう補うのかがカギになります。
ミスタードーナツは、値上げをしましたが、他社と比べると、トータル的なバランスで有利なところがあるかもしれません。
ジャックインザドーナツは味と知名度の認知・向上が課題となります。
②はらドーナツとフロレスタのドーナツ
上の2つの写真のドーナツは、はらドーナツとフロレスタのドーナツです。
はらドーナツは、真ん中の丸い穴がはっきりしているのが特徴で、味は、豆乳とおからを使用していることから、その食感に近いものを感じました。味もやや甘さ控えめです
フロレスタのドーナツはほかのドーナツと比べると少し小さめです。食べた感想としては、小さい割にはボリューム感があり、食べ応えがありました。味のほうは、家庭的な味がするドーナツに感じました。甘さはちょどいい甘さです。
③ドーナツチェーンの現状とドーナツの今後
ドーナツチェーンの市場規模は、縮小傾向にあります。
確かに、現在はコロナウイルスのおかげでテイクアウトの需要が増えて取り戻しています。もともと、ドーナツの市場規模の約9割がミスタードーナツで占めています。他のドーナツチェーンは、2000年代に入ってからクリスピークリームドーナツが日本に参入してきて、その後、フロレスタや、はらドーナツが出てきて、2010年代にジャックインザドーナツが出てきたというところです。いろいろと参入とかはありますが、日本のドーナツ市場はミスタードーナツ1強といったところは変わりません。だが、それでもミスタードーナツは約200店舗を閉店させています。これは、率直に言いますと、ドーナツそのものが人気が落ちていることを示していると考えます。現に、ミスタードーナツだけでなく、クリスピークリームドーナツも日本での店舗数を減らしていますし、はらドーナツも店舗数を減らしています。これは、個々のドーナツチェーンの問題ではなく、ドーナツそのものの人気が下火になっているととらえることができます。
原因としては、スターバックスやタリーズコーヒーといったコーヒーチェーンが出てきたことがいちばんに挙げられます。つまり、コーヒーだけを飲むという人が増えたためです。それ以外にも、低糖質の食べ物が注目を集め、このことにより、ドーナツ離れが進んだという説もあります。
それでも、ドーナツというものは世界的には17世紀ごろにできた歴史のある食べ物です。そんな背景から、ドーナツをまだ見限れない食べ物だと私は思います。個人経営的なケーキ屋みたいに、個人経営的なドーナツ屋もそこそこあります。コーヒーチェーンにもドーナツが置いてあるお店があります。
今後は、ドーナツチェーンは停滞するかもしれませんが、ドーナツという食べ物自体は、まだ健在だと思います。