銀座の代表的な建造物を画像とともに紹介します。 銀座散策(part2)
いろいろと歩いてみると、銀座は、結構、建物が面白いと気づきました。以下、銀座の代表的な建物を紹介します。なお、私は、建築物の知識はありませんので、先に印象的な建物の写真と撮ってから、後付けで建物の詳細を調べました。
銀座8丁目のカフェーパウリスタを出て、地下鉄の銀座駅方面に向かって歩いていると、国内・海外のトップブランドの店が並んでいるのが目につく。どの店も、店の入り口には最低1人は店員さんが立っている。道路を見ると、タクシーがたくさん走っていて、自家用車も、メルセデス・ベンツの車をいとも簡単に見つけることができる。正直なところ、銀座で庶民的なものを見つけるのが難しいかもしれない。両脇のビルのおかげか街路樹がどことなく地味に見える。私が来た日は、晴れていたので、空の青空は爽快に見えたが、もし、曇りだっだらと思うと、観光がてらの散歩も面白みが半減したかもしれない。
やはり、庶民的な私には銀座は楽しめない場所なのかもと思いながら歩いていると、まもなく、銀座4丁目の交差点に着いた。そこで、何か伝統をも感じさせる印象的な建物が目に入ってきた。
この写真は、銀座4丁目交差点の写真です。曲線でできた建物のほうが和光ビルです。現在の和光ビルは1932年に建築されました。交差点が角ばっていなく、丸くカーブしていて、それに合わせて建物も丸くカーブしているのが特徴の1つです。右側の三越と比べると対照的にも見えます。また、建物の上にある時計台も建物のシンボルとして有名です。
そういえば、歩いている途中にもデザイン性のいい建物があったなあと、このあたりである程度、建物の良さを確信しました。そして、私なりに銀座の街を楽しめるかもしれないと思うようになってきました。
銀座4丁目を左に曲がり、今度は数寄屋橋方面へと向かいます。数寄屋橋の交差点で気になる建物に出会いました。
これは、銀座メゾンエルメスのビルです。完成は2001年で、設計はイタリア人建築家レンゾ・ピアノ氏によるものです。エルメスは、私にとっては、縁のないブランドですが、この建物はどういう構造なのか興味がわきます。ホームページによりますと、ランタンの灯りのようなガラスブロックを使った設計になっていますとのこと。手前にあったソニービルが解体されて、ソニー・パークとなる予定です。そのおかげで、すごく目立つ建物になっています。ホームページには、夜のライトアップされた建物を見ることができます。いかにもエルメスらしいきらびやかな外観です。
そして、メゾンエルメスビルの近くにある数寄屋公園に行くと、公園の緑とともにある建造物に出会いました。
これは、岡本太郎氏が作成した「若い時計台」というものです。私は、芸術や美術には詳しくはありませんが、これは、見ただけで、何かインパクトみたいなものを感じました。1966年に作られたものですが、どこか、「太陽の塔」にも通じるものがあります。今や、公園の一部として溶け込んだ感じもします。
数寄屋公園で岡本太郎氏の作品を見た後、今度は、東銀座のほうに向かって歩きました。
途中、また、銀座4丁目の交差点に当たり、今度は、銀座プレイスという建物が目に入ってきました。
銀座プレイスは、2016年に開業した比較的新しい建物です。外観デザインは、クライン ダイサム アーキテクツによるものです。
銀座プレイスのホームページによりますと、「FRETWORK(透かし彫り)」をモチーフにして作られた建物です。伝統的なものと新しいものとが合わさった建物でとても印象的でした。
銀座4丁目の交差点に接するビルは、和光ビル、銀座プレイス、三越、そして写真を撮るのを忘れてしまいましたが、三愛ドリームセンターというビルがあります。こちらのビルも銀座の代表的なビルですので、銀座4丁目の交差点に来た時には、必ず見てほしい建物です。銀座4丁目の交差点は、正に、銀座の中心地です。
銀座4丁目の交差点を、今度は、さらに、東銀座方面に歩き、地下鉄東銀座駅の前まで来ました。目の前に見えたのは歌舞伎座の建物でした。
歌舞伎座は、高層ビルと一体になっていました。それもそのはず、現在の歌舞伎座は5代目で、2013年に完成したものです。歌舞伎座の建物の後ろにある高層ビルは「歌舞伎座タワー」と言います。また、地下には、地下鉄の東銀座駅があり、歌舞伎座の右側が、東銀座駅の入り口になっています。改札から地上口の間には、土産物屋があり、歌舞伎関連のグッズやお菓子などが購入できます。
銀座を歩いてみたのですが、建物に関していえば、他にも面白いものがありましたので、銀座を歩く機会がありましたら、建物もチェックしてみるのもおすすめです。(特に、静岡新聞・静岡放送ビルは遠くから見ましたが面白い建物だと思います)。私も、買い物以外にも、銀座の楽しみ方があるのだと実感しました。