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Beats Solo Buds(ブルートゥースイヤホン)で音楽を聴いてみました。(商品レビュー)

 今回は、2024年6月に発売されたBeatsの新商品Beats Solo Budsを紹介します。

 Beats Solo Budsのいちばんのセールスポイントは、最大18時間の再生が可能ということです。
 購入する前に、Beats Solo Budsで注意しなければいけない点が2つあり、1つは、ノイズキャンセリング機能がないことやハイレゾに対応していないことです。
 もう1つは、同梱物にUSB-Cケーブルがないことです。ですので、はじめて、ワイヤレスのブルートゥースイヤホンを購入する方は、注意が必要です。

Beats Solo budsのケース(ストームグレイ)
イヤホンが収納された状態の写真
bの文字の上の部分がボタンになっています。

   早速、Beats Solo Budsを約2か月、使用した感想を書きます。

 <製品の特長
●ケースの大きさは、長さ:6.6 cm 幅:3.5 cm 高さ:2.4 cm 重量:22 gです。(beatsのホームページから参照)
●ケースが小さく、ポケットにも収納しやすい大きさになっています
●このケースは、ワイヤレスでは充電できませんので、充電する際はUSB-Cケーブルが必要です。
●色に関しては、大まかに言いますと黒、グレイ、パープル、赤の4種類あります。私は、ストームグレイを購入しました。


 <ケースからイヤホンを取り出します>

 ケースが小さいので、最初は、案外、イヤホンが取り出しにくいと思うかもしれません。ただ、これは慣れれば特に問題ないものです。
 すでに、充電された状態で梱包されていたので、スマートフォンのブルートゥースのスイッチがオンになっていれば、ケースから取り出したら自動的に接続が完了します。Bluetoothのヴァージョンは5.3です。
 接続に関しては、基本的には問題ないのですが、場所によって、ごくごくまれに接続ができていないケースがありますので注意が必要です。また、スマートフォンをカバンの奥にしまっているとBluetoothの接続が途切れそうになるケースもまれにあります。これも、また注意が必要です。


 <Beat Solo Budsを耳に装着します

 きちんと耳穴に装着できました。付け心地に関しては、しっかり耳にフィットしていて、いい意味で、こんなものだと思いました。
 もし、耳に合わないと思ったら、別のサイズのイヤーパットに変えて装着してみてください。イヤーパットは、XS、S、M、Lの4種類が入っていて、出荷時には、Mサイズがあらかじめついています。

 
 <早速、Beats Solo Budsで音楽を聴いてみます>

 再生ボタンを押して、音が出てきたのですが、どうしたものか音が小さく聴こえました。スマートフォンのヴォリュームをいちばん大きくしても、半分くらいの音しか出ません。これは、なぜだろうと考えた末に出た答えは、私が使用しているスマートフォンはApple系なのですが、このスマートフォンの設定に入っている「ミュージック」→「音量を自動調整する」という機能が原因ではないかということです。
 そこで、私は、1回この「音量を自動調整する」というスイッチをオフにしてもう1回オンにしました。するとある程度、通常の音になりました。この現象は、時々ありますので、気になるようでしたら「音量を自動調整する」というスイッチをオフにするのもいいかもしれません。

 今回、試聴に聴いたアルバムは、John HicksのアルバムInc.1(1985)です。
 トータル的には、バランスがよい音に聴こえました。ただ、若干、ドラムスの音に関しては出力が少し足りない気がしますが、それでも、全体のバランスは、うまくまとまっています。
 この傾向は、ロック系の音楽など、バンド系の音楽に関しても同じです。決して音が悪いわけではなく、バランス的に若干、ドラムスの音が少し控えめに聴こえました。

 今度は、エレクトロニック系の音楽を試聴します。試聴に使用したアルバムは、BTima(1995)というアルバムです。
 聴いてみて、これが結構、音的にはバランスがよく、フィットしていました。
 デジタル系のほうが、出力に左右されないのか、いい音です。今の時代の音を出しているとも言えます。
 
 イヤホンのボタンに関しては、bの文字の上の部分がボタンになっています。このボタンで音量の調節や、音楽を停止したり、通話に出たりすることができます。ボタンに関してはやや硬いですが、特に不具合はなく使えています。

 <Beats Solo Budsのバッテリーの駆動時間はどれくらい持つのか>

 充電100%の状態から5時間連続で使用して約30%減り、約70%になりました。
 1時間で36分程度、約6%電池が減るということになります。
 これを続けると、おおよそ16時間半から17時間で電池切れとなるので、バッテリーの駆動時間が最大18時間というのは、おおよそあっていると思います。うまく使えば18時間使えるかもしれません。
 これだけ電池が持てば、外出時のイヤホンのバッテリーの電池切れの心配は無用です。むしろ、スマートフォンの電池切れのほうが心配の種になるかもしれません。

 <ある程度、音楽を聴いたので、Beats Solo Budsをケースに戻します。>

 ケースに、イヤホンを入れるのですが、これが私にとっては案外難しかったです。ケースが小さいのが原因なのかはわかりませんが、イヤホンの向きがなかなか合いませんでした。ただ、これも、慣れればいいだけの話であって、多分、慣れれば大丈夫だと思います。

  Beats Solo Budsの充電なのですが、ケース単体だけでは充電できませんので、ケースにType-Cの端子を差し込んで、モバイルバッテリーなどにケーブルでつないで充電します。
 スマートフォンとつないでも充電できると説明書きには書いてありましたが、私のスマートフォンでは、残念ながら充電できませんでした。これは、私のスマートフォンがライトニングの差込口だからです。もし、Type-Cの差込口なら、Type-CとType-Cとの接続になりパワーデリバリーが有効になり、スマートフォンで充電できるのではないかとわたしは考えました。実際、Beatsのホームページで確認してみたのですが、やはり、接続口がType-Cであるiphone15以上でしかスマートフォンでは充電できないようです。

 その他で、Beats Solo Budsを使用してみて気になった点は、時々、左のイヤホンから時々ノイズが聴こえることです。このノイズの原因は、おそらくブルートゥースの電波の途切れた音だと思われます。おもに、外出時で、人ごみの多い場所でよくあることです。これは、仕方がないことなのかもしれませんが、音楽が途切れて聴こえるので何とかならないものかと思います。

 

  最後に、Beats Solo Budsの値段なのですが、定価は税込み12,800円です。
  私としては、18時間再生ができますが、USBのケーブルがついてなく、ノイズキャンセリング機能やハイレゾなどもないので少し高い気がします。
  今後、日数が経てば、ある程度価格も安くなるのではと思います。もしかしたら、そこが買い時かもしれません。

 Beats Solo budsは、コンパクトで持ち運びに便利で、どのジャンルの音楽もバランスよく聴けます。特に、今の音楽にはフィットしているワイヤレスイヤホンです。

追記 2024.9.14

 このブログをアップした後日、Beats Solo Budsのイヤホンをシャツのポケットに入れたまま、洗濯をしてしまいました。
 洗濯の途中で気づいたので、慌ててイヤホンを洗濯機から取り出して、すぐに、音を確認したのですが、全くチューニングが狂った状態になってしまいました。
 そこで、なんとかならないかと、いろいろとネットで調べてみた結果、2,3日自然乾燥をしたら音質が元通りになるということなので、イヤホンをケースから出して、2,3日イヤホンを自然乾燥しました。
 その後、再び、Beats Solo Budsで音楽を聴いてみました。
 最初は、気のせいか、ほんの少し違和感がありましたが、ほぼ、元の音質に戻りました。
 調べてみたら、Beats Solo Budsは、防水等級がIPX4でした。
 やはり、ワイヤレスイヤホンは最低でもIPX4くらいの防水性能があったほうがいいと思います。イヤホンが小さいので、世間一般でも、こういったケースはよくあることなのかもしれません。
 今回は、辛うじて、故障という最悪のケースを免れました。気をつけましょう。
 

※この記事は、あくまでも私が使用した感想であります。詳しい機能などは、製造メーカーにお問い合わせるか、ホームページでご確認ください。

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