DENON AH-C260(有線イヤホン)とイヤホンアダプタを使用してスマートフォンで音楽を聴きました。(レビュー)
DENON AH-C260は、DENONの製品でありながら店頭価格は税込みで1060円(一部ネット通販だと900円台)で販売されている有線イヤホンです。これを変換アダプタでスマートフォンにつないで音楽を聴いたのですが、結構いい音がしました。そんなことから、今回は、DENON AH-C260を変換アダプタでつないで音楽を聴いた感想について書くことにしました。
※なお、このブログは、あくまでも個人の使用時においての感想であり、詳しい機能などは、製造メーカーにお問い合わせください。
世の中、イヤホンのメインはブルートゥースイヤホンになってきていますが、有線イヤホンもまだまだ根強い人気があるようです。
有線イヤホンの最大のメリットは、充電せずに、直接、プラグを差し込んで音楽を聴けることです。充電という手間がないので、イヤホンのバッテリー切れの心配をせずに音楽を聴くことができます。
一方、デメリットは、コードが断線しやすいことや、コードが長くて絡まりやすい、そして、スマートフォンで音楽を聞く場合スマートフォンのバッテリー電量の減りに左右されることなどです。
有線イヤホンは、家で使うには扱いは楽なのですが、外出時に使用すると、カバンなどから出すときにコードが絡んだりして案外面倒な部分もあります。ただ、それでも充電せずに使えるのは便利です。
有線イヤホンも、価格が安いものから、高いものまでいろいろとありますが、今回紹介するDENON AH-C260は、私が購入した家電量販店の店頭価格が1060円でありながら、お値段以上の音質です。
DENONは、主にオーディオメーカーとして中~高価格帯のオーディオ機器を取り扱っています。なので、1000円台でDENONの商品を購入できるのは、とてもレアなことです。
有線イヤホンなので、イヤホンジャックにプラグを接続して使用するのですが、イヤホンジャックがないスマートフォンも数多くあります。そんなときは、コードが短い変換アダプタを使用します。
差込口がライトニングの場合は、ライトニングとイヤホンジャックの変換アダプタを、Type-Cの場合は、Type-Cとイヤホンジャックの変換アダプタを使用します。変換ケーブルの値段は、メーカーによって違いますが、おおよそ1000円から2000円あたりです。
注意点としては、アンドロイドの携帯に関しては、Type-Cなので問題はありませんが、Appleに関しては、最新のスマートフォンではType-Cが掲載されています。したがって、ライトニングとイヤホンジャックの変換アダプタに関しては、今後、なくなる可能性もあります。ですので、長期的にはイヤホンジャックとType-Cの変換アダプタが主流になると思われます。
早速、DENON AH-C260の試聴をしてみます。
私のスマートフォンはライトニングコネクタなので、ライトニングとイヤホンジャックの変換アダプタをDENON AH-C260につないで何種類かの音楽を聴いてみました。
変換アダプタに使用した製品は、AppleのLightning – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ(長さ約8cm)です。
まずは、ジャスピアノのアルバムを聴いてみました。試聴に聴いたアルバムはJohn HicksのInc. 1(1985)です。
ピアノの音もしっかりとクリアに聴こえ、ベースの音やドラムスの音もしっかりと聴こえます。
次に、ハードロックのアルバムを試聴してみました。試聴に聴いたアルバムは、AC/DCのFIick of the Switch(1983)です。
エフェクトが効いたギターの音や、ドラムスの音(特にスネア)が、迫力よく聴こえました。ですので、DENON AH-C260は、ハードロックやヘヴィメタルを聴くにはいいイヤホンです。
(あくまでもイヤホンの試聴なので、アルバムの内容の良し悪しは関係ありません。)
それから、エレクトロニック系のアルバムも何枚か試聴したのですが、こちらは、出力が出すぎている感じで、全体的な音のまとまりがなく、バランス悪く聴こえました。もしかしたら、DENON AH-C260は、打ち込み系の音楽と相性が良くないかもしれません。値段的には仕方ないところです。
変換アダプタに関しては、実際につなげて使用してみたところ、特に気になるノイズも聞こえず、普通に音楽を聴くことができました。
なお、Appleの純正Lightning – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタは、Apple Storeで1380円(税込み)で販売されています。家電量販店でも販売されています。もちろんインターネット販売でも購入できます。
有線イヤホンは、プラグを差し込めば、気軽に音楽を聴くことができますが、スマートフォンの場合、充電切れの場合は、差込口に充電ケーブルを差し込んで使われる場合が多いので、充電が終わるまで、有線イヤホンが使えなくなります。そのため、外出先で使う場合は、予備でブルートゥースイヤホンを持っていたほうがいいと思います。ブルートゥースイヤホンならモバイルバッテリーなどで充電しながら音楽を聴くことができるためです。
DENON AH-CH260は、価格は基本的に1000円台の商品ですが、実際に試聴してみて3000円台くらいのイヤホンの音に聴こえました。それだけコストパフォーマンスがいいイヤホンです。マイクがついていませんが、1000円台ですので購入しやすいと思います。気になる方は、試しに購入して聴いてみることをお勧めします。