POP PRESS

音楽が中心で、普段の暮らし、商品、旅行のことなどを書いています。

ビクターのワイヤレスイヤホン HA-A6Tの商品レビューです。

 今回は、2024年11月に発売されたJVCケンウッドのワイヤレスイヤホンHA-A6Tを実際に使用したレビューです。
 HA-A6Tは、店頭価格は、基本的に4980円と、価格が5000円以下なので、割と購入しやすい価格
です。
 このHA-A6Tは、Victorのブランド名を使用したワイヤレスイヤホンなのですが、私が、Victorというブランド名で思い浮かぶのは、ビデオデッキのVHSや、家庭用のビデオカメラなど映像関連の商品です。
 勿論、イヤホンも販売していたのは知っていましたが、そちらのほうにはあまり関心がいかなかったような気がします。

 それが、最近になって、またVictorという名のブランド名を復活させて、ワイヤレスイヤホンを発売してきました。
 それだけ力が入っているのかもしれません。

それでは、商品のレビューを開始します。

 ・HA-A6Tのブルートゥースの標準規格はVer.5.4。
 ・防水規格はIPX4なので、日常的な防水に対応しています。
 ・マイクもついていますので、電話での通話も可能です。


 HA-A6Tのカラーは、グリーン、ピンク、パープル、白、黒の全部で5色です。
 ポスターに書いてあるキャッチフレーズは、「あなた色、見つけよう。」です。
 因みに私は、5色の中からグリーンを選びました。選んだ理由としては、これがあなた色ではなく、最近、寒いのでよく暖かい緑茶をよく飲むようになったことからグリーンを選びました。つまり、どうでもいい理由からです。
 私としては、この5色の中から、あなた色を見つけるというのは、人によっては難しいことかもしれません。あなた色は、あくまでも宣伝文句でありますので、あまりこだわらずに普通に好みの色を選べばいいと思います。
 HA-A6Tのグリーンの色なのですが、私の感覚では草餅(よもぎ餅)の色に近いです。
 HA-A6Tのイヤホンの5色に関しては、洋というよりも和のテイストが出てる色調のような気がします。

 色というのは、同じ色でもトーン(色調)によって違ってきます。
 ですので、もし、イヤホンを選ぶ際、色にこだわるのなら、実際に家電量販店に品物があれば色をチェックしてみたり、カラーチャートと照らし合わせてみるのも1つの方法かもしれません。
 
 

充電ケース
充電ケースに収納されているイヤホン
 箱からワイヤレスイヤホンを取り出します。

 付属品は、ワイヤレスイヤホンの他に、
 充電ケース、充電用のUSB Type-A to Type-Cのケーブル、イヤーピース、取扱説明書、ステッカーです。
 付属品に関しては、標準的ですが、取扱説明書は、日本のメーカーの商品なので分かりやすく書かれています。

 HA-A6Tを使用してみます。

 取り出してから、すぐに使用したいところなのですが、イヤホンは、まだ充電されていない状態ですので、充電ケーブルを使用して充電します。

 充電ができましたので、この度は、スマートフォンとHA-A6Tをブルートゥースでペアリングします。

 充電ケースから、イヤホンを取り出すのですが、これが案外難しいです。親指と人差し指でつかんで持ち上げるようにとるのですが、掴む場所がどこかを見つけて、しっかり握らなければイヤホンを取り出せません。ただ、これはコツをつかめばできることなので、大丈夫です。

 充電ケースからイヤホンを取り出せば、日本語で電源が入りましたというメッセージが出てきます。
 スマートフォンをブルートゥースの画面にして、ブルートゥースのスイッチをオンにします。
 ブルートゥースの画面にVictor HA-A6Tと表示されたら、表示された文字の上を押します。そうすると、日本語の音声で接続しましたと言ってくれます。

 イヤホンを耳に装着します。

 イヤーピースはMサイズを使用しました。
 フィット感としては、サイズはちょうどいいのですが、もう少しだけイヤホンが奥に入ればいいなあと思いました。
 そのようなことから、私は、このイヤホンを装着するときは、しっかりと装着することを心がけています。
 ただ、イヤホンのフィット感に関しては、人それぞれの耳穴の大きさや形状が違いますので、私だけの判断では何とも言えないところです。

ボタン操作

 ボタン操作は、タッチセンサー式で、犬のマークの部分がタッチセンサーになっています。
 再生と停止は両方のどちらかのイヤホンを1回押せばできます。タッチセンサーの反応もよく問題なく行えます。
 一方、曲送りは、右側のセンサーボタンをすばやく2回押し、曲戻しは同じく右側のセンサーはすばやく3回押します。音量の調節は左側で、小さくするときは、すばやく2回押し、大きくするときは、すばやく3回押します。
 この「すばやく」という操作が、なかなか難しいです。本当にすばやく押さないとボタンが反応してくれません。ただ、これも慣れの問題だと思いますので、何とかなるのではと思います。
 また、HA-A6Tには、NORMAL/BASS/CLEARという3つのサウンドモードがあり、サウンドモードの切り替えは、R(右側)のイヤホンのタッチセンサー部分を1秒長押しすれば、切り替えることができます。

 タッチセンサーで、1つ問題点があります。
 それは、何かしらの理由で、イヤホンを耳から外して指でイヤホンを持っているときがあると思いますが、このイヤホンの持ち方によっては、電源が切れてしまいます。
 どういう持ち方かと言いますが、タッチセンサーの表面、つまりビクター犬が表示されているところを、約3秒以上、掴んでいると、タッチセンサーが感知して、イヤホンが誤作動だと思い電源を自動で切ってしまいます。
 こうなると、また、充電ケースに入れて、少し時間をおいて出さないと電源が入りません。
 これは、不便な動作なので、イヤホンをつけるときや、特に外すときは、掴む場所に注意をすることが必要です。

 ペアリングができましたので、実際に音楽を聴いてみます。

 まずは、邦楽を中心に、最新ソングをランダムに聴いてみました

 どの曲もイヤホンにあっていました。音的にはクリアな音にダイナミックさが入った感じです。特に、ヴォーカルがしっかりとした出力で出ています。
 日本のポピュラーミュージックは、ジャンルに関わらず、ヴォーカルを中心として作られているケースが多いので、間違いなくJ-pop には合うイヤホンです。

 演歌も聴いてみました。

  八代亜紀さんの「舟歌」と「雨の慕情」を聴いてみましたが、ヴォーカルが前面に出ていて迫力があるヴォーカルに聴こえました。演歌との相性もいいです。

  ここでの私が思ったことは、このHA-A6Tというイヤホンは、ヴォーカルに重点を置いたイヤホンではないかということです。
 ヴォーカルの音を中心に据えた代わりにベース音を少し控えめにしたように聴こえました。
 やはり、日本のメーカーなので、日本国内を意識したチューニングにしているのではないかとも思いました。

 今度は、ジャズを聴いてみます。

 試聴したアルバムは、東京のスタジオで録音されたJohn HicksのInc.1(1985)です。
 ノーマルモードで聴いてみて、クリアなサウンドに聴こえました。ただ、クリアなのですが、バランスの面では、このアルバムの主役であるジョン・フィクスのピアノの音は、前面に出ている代わりに、ベースとドラムスの音がクリアながらも、少し目立たなくなっているように聴こえました。
 音楽のジャンルを変えても、HA-A6Tは、クリアながらも、主役の音を前面にし、そうでない音はやや控えめの設定になっていることがわかります。
 
 

 次は、おもいきって、ヘビーメタルを聴いてみました。

 ヘビーメタルと言ってもスラッシュメタルとか、デスメタル、メタルコアなど、いろいろな種類がありますが、基本的にどの種類のアルバムもHA-A6Tには合っていると思います。
 私も、ランダムにいろいろな種類のヘビメタ系のアルバムを聴きましたが、どのアルバムも、ヴォーカルは、しっかりとした声で再現されていますし、エフェクトがかかったギターも迫力十分、ドラムスの音も力強いです。
 もしかしたら、日本のメーカーがつくったイヤホンは、ヘビーメタルやハードロックと相性がいいのかもしれません。

 エレクトニック系(打ち込み系)の音楽も聴いてみました。

 エレクトニック系(打ち込み系)のアルバムを何枚か聴いてみた感想としては、まず、最初は出力がありクリアな音だなあというのが率直な感想でした。ただ、聴いていて何か足りないと思いました。
 よく聴いてみた結果、何かグルーブみたいなものがない気がしました。音がクリアでもグルーブがないように聴こえました。
 いろいろと考えた結果、それは、低音、つまりベース音が小さいということに気づきました。メインのキーボード類は出力も出ていてクリアなのですが、メインの楽器の音が出すぎて、低音が少し小さめに聴こえていました。
 では、BASSモードにすればいいのでは、ということを思われると思います。
 ただ、このBASSモードというのは、あくまでもバスドラムを強調するだけであって、それだけでは、バランスが修正されていない気がしました。
 なので、私の聴いた感想では、HA-A6Tは、全体的に打ち込み系のダンス、エレクトニック系の音楽には、あまり相性が良くないように聴こえました。
 音のバランスが、あまり合わないのが原因だと思います。


 (これは、あくまでもレビューであり、私自身の感想なので、人によっては違う感想もあることをご了承願います。なお、ワイヤレスイヤホンの機能等に関しては、製造メーカーのホームページをご覧いただきますようよろしくお願いします。)

音楽の再生時間電池持続時間)

 再生時間は、本体が7.5時間。充電ケースが最大15.5時間で、まとめると本体1回7.5時間と、充電ケースで本体を2回分(7.5×2)+30分で合わせると23時間です。
 実際に、充電を100%にして、音量を中に設定して3時間半使用した結果、残りの電池残量は50%の状態でした。このことから、7時間で電池が切れるという計算なので、7時間半という表示は、想定内だと思います。音量を小さくして使用すれば、7時間半再生できるかもしれません。
 充電ケースを使用すれば、通勤、通学での往復の使用に関しては問題ないと思います。
 

●まとめ

  いろいろな音楽を聴いて、VictorのワイヤレスイヤホンHA-A6Tは、ヴォーカル(主役)を中心にチューニングがされているように思いました。
 ヴォーカルの出力に関しては、あくまでも私の感覚ですが、前回紹介したフィリップスのワイヤレスイヤホンよりは多く出ています。
 その分その他の音は、クリアながらも控えめな音量でまとめている感じです。
 音質面に関しては、クリアでダイナミックですけど、もっとクリアにできるの可能性があり、音のバランスに関しても、もう少しよくできるのではないかというところが5000円以下の価格であるといったところです。
 私は、このHA-A6Tは、カラオケ文化の発祥の地でもある日本国内のユーザーを意識して作られたイヤホンではないかと考えました。
 洋楽を聴く人に関しては、音楽の種類によっては、ベース音は大事なので、クリアなサウンドよりグルーブがほしい場合は、少し合わないかもしれません。
 今のところは、ヘビーメタル系の音楽を中心に聴く人にはいいかもしれません。他には、やはり、ヴォーカルを中心とした音楽が比較的合うと思います。

 機能面では、ちょっとしたセンサーの誤作動(おそらくブルートゥースの電波の接続不良)でイヤホンの電源を自動的に切ってしまうのが少し残念なところです。
 せっかく、音楽を聴いているのに、ちょっとしたことで、途中でイヤホンの電源を切るのは何とかしてほしいところです。

 以上のことから、HA-A6Tは、価格相当のワイヤレスイヤホンで、邦楽をよく聴く人にはお勧めなワイヤレスイヤホンですというのが私の結論です。

waterpress

ただの人間です。よろしくお願いいたします。