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Anker Soundcore Space Q45 ノイズキャンセリングヘッドホンの商品レビューです。

 今回は、アンカーのノイズキャンセリングヘッドホンSoundcore Space Q45の商品レビューをします。

 私も、サンプリングの元ネタとなった音楽をたくさん聴いてきて、もっといい音で音楽を聴きたいなあとブログを書いていて思うようになってきました。
 安いイヤホンでも一般的には問題ありませんが、良い音で音楽を聴ければ、また、何か違った視点が出てくるのではないかとも思うようになりました。
 そこで、ヘッドホンで聴こうと思いました。
 最近、ノイズキャンセリングとか、ハイレゾなど、ヘッドホンやイヤホンの新機能が出てきて充実している感がありました。ヘッドホンを買うタイミングとしてもいいのではないか。
 そこで、ネットでノイズキャンセリングヘッドホンを検索していて、最初に出てきたのがAnkerでした。私は、検索でいちばん最初に目にしたアンカーのノイズキャンセリングヘッドホンがよいと思い購入しました。
 いろいろと選んで選択したわけではなく、いきなり、価格と性能とのバランスがいいノイズキャンセリングヘッドホンが出てきたにすぎません。
 一般的に、BOSEやSONYのほうが、おそらく性能がいいとは思うのですが、何せ値段が高いので、できれば価格的には、ある程度抑えられればということが頭にありました。
 また、後に調べたら、エントリーモデルなら8000円程度でノイズキャンセリングのヘッドホンも買えます。ただ、この選択だと、性能的にはいまいちではないかと心配にもなります。
 私自身、結果的には、妥当な選択だと思いました。

 Anker Soundcore Space Q45の紹介

Anker Soundcore Space Q45(Bluetooth 5.3 ワイヤレス ヘッドホン)【最大65時間音楽再生 / ウルトラノイズキャンセリング2.0 / LDAC/ハイレゾ対応 (ワイヤレス/有線) / マルチポイント対応/外音取り込み/マイク内蔵】 ブラック

 箱にも書いてありますが、Anker Soundcre Space Q45は、ノイズキャンセリング機能があるヘッドホンであり、ハイレゾ音源にも対応しているヘッドホンでもあります。また、ブルートゥースの高音質コーディックでもあるLDAC(対応しているスマートフォンは、今のところ限定的です。)にも対応しています。


箱を開けると大きなポーチが出てきます。

 
 ポーチを開けると、ヘッドホンが出てきます。
 早速、ポーチからヘッドホンを取りだします。


 Anker Soundcore Space Q45は、ブルートゥースヘッドホンなので、まずは、充電する必要があります。

 ヘッドホンのL側にUSB TYPEーCの差込口がありますので付属のケーブルで差し込んで、充電器にケーブルのもう一端であるTYPEーAを差し込んで充電します。


 <充電し終わったので、実際に使用しました。>



 ブルートゥースで音楽を聴きますので、まずは、スマートフォンとヘッドホンをペアリングする必要があります。ペアリングするため電源ボタンを長押しします。ペアリングは、特に問題なく、それほど時間もかからずにできました。


 (Anker Soundcore Space Q45は、両端がミニプラグになっているケーブルも付属してありますので、有線接続でも使用することができます。

 音楽を聴く前に、私は、Anker Soundcore Space Q45の専用アプリをダウンロードして、インストールすることにしました。インストールをしなくても、ヘッドホン側のボタンで操作ができますが、アプリのほうが操作しやすいので、できればインストールをしたほうがいいかもしれません
 インストールが終わったら、アプリとヘッドホンをペアリングさせます。


 ペアリングができたので、音楽を聴いて、どういう音なのかを確認します。

 Anker Soundcore Spaceは、ノイズキャンセリングモードの他、通常モード、外部音取り込みモードの3種類あります。


 通常モードはともかくとして、ノイズキャンセリング機能と外部音取り込みモードは、家の中で聴いても、どれほどの機能なのかはわかりづらいので、実際、外に出て、コーヒーショップと電車の中で音楽を聴いてみました。
 

 まずは、コーヒーショップで、ノイズキャンセリング機能をオンにして音楽を聴きました。
 周辺のノイズに関しては、人の声などはカットされましたが、さすがに椅子を引く音とか、食器類の音などはノイズキャンセリングをオンにしても少し聴こえてきます。それでも音楽はクリアに聴こえますので、8割から9割程度は、ノイズキャンセリングされています。


 次に、外音取り込みモードにして音楽を聴いたのですが、これは、意外と面白い機能です。
 外音取り込みモードにはカスタムモードと音声フォーカスモードの2種類があります。


 カスタムモードとは、外音取り込みのレベルを5段階で調節できます。つまり、レベルを上げるごとに周囲の音がより大きく聞こえるようになります。
 コーヒーショップでこのカスタムモードをいちばん大きい段階(レベル5)にすると、普通にコーヒーショップでコーヒーを飲んでいる以上の臨場感が得られます。これは、聴いていて結構面白いモードかもしれません。
 また、このカスタムモードは、結構音質がよく聴こえますので、周りが静かな環境であれば、このカスタムモードで聴くのもありかもしれません。


 音声フォーカスモードとは、音楽の音量を下げて音声を強調します。つまり、音楽の音を小さくすることで外部の人の声を聴きやすくするモードです。
 試しに、ヘッドホンをして音声フォーカスモードで街中を歩いていると、音楽は、小さな音で聴こえますが、人の歩く音がヘッドホンをしていない時よりも大きな音で聞こえます。声もヘッドホンをしていない時と比べると、若干、聴きづらいところがありますが、全く聞けないほどではありません。

 今度は、電車の中でノイズキャンセリングモードで音楽を聴いてみました。
レールの上を走る電車の音はほぼ聞こえませんでしたが、車掌さんのアナウンスは小さい声ですが聴きとることができました。その他には、トンネルの出入りするときの音も聞こえました。
 電車の中では、完全なノイズキャンセリングではありませんが、静かな空間で音楽を聴いている雰囲気はできています。

 ノイズキャンセリング機能の注意点としては、歩きながらノイズキャンセリングモードで音楽などを聴いていると、周りの音があまり聞こえないので、歩行感覚があまりなく、もしかすると、周りの人と接触する可能性もあります。ノイズキャンセリングモードは、いすなどに座って楽しむのが個人的にはベストだと思います。

 Anker Soundcore Space 45の基本的な音は、高音も低音もバランスよく取れていて、ハイレゾ音源のおかげもあり、楽器1つ1つの音がはっきりと聞こえます。ただ、BOSEやSONYをほんの少しだけですが量販店で試聴して思ったことは、BOSEやSONYのほうが、少しだけ音に柔らかみがあるように聞こえました。それでも、Anker Soundcore Space 45は、この価格帯ではハイレゾ音源にも対応していますし、標準以上の音だと思います。

 Anker Soundcore Space 45は、ノイズキャンセリングヘッドホン全体の価格的な位置づけとしては、エントリーモデルと、ハイエンドモデルの間の真ん中にあると思われます。それでいて、この価格帯では、最新の機能を含んでいるのが、1つの特徴です。
 選択肢はいろいろとありますが、初めて、ノイズキャンセリングヘッドホンの音や機能を楽しむのには、いいヘッドホンであるのは間違いないところです。

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