防犯カメラ 監視カメラ Wifiカメラはどちらが使用目的に合うか
防犯カメラも身近になり、WIFIを使った防犯カメラも出てきました。防犯カメラというよりは、Wifi監視カメラという名称が正しいです。
防犯カメラの設置目的は、犯罪防止が一番の理由で、犯罪・不正行為の抑止がその次の理由というのが一般的です
設置場所は、会社や店舗、施設、集合住宅、戸建て住宅など、目的により、設置場所が屋外か屋内になります。
私は室内で利用するために購入しました。理由は、誰かが室内に入っているのではという気配を感じたからです。他者から見れば妄想だと思われます。実際、自分も妄想だろうなあと考えていますが、とりあえず、玄関に置くことで、防犯対策になるし、考えも改められるだろうということから購入しました。少しおかしな動機ですが・・・。
Wifiカメラとは、Wifiを利用して無線でインターネットに接続するカメラです。ねじなどで取り付けるものや、室内で机などの上において使うものなど、種類によりいろいろなシーンで使用できます。私は、机の上など平置きできるタイプを選びました。
Wifiカメラは、アプリを利用してルーターとカメラをつなぐことで、スマートフォンの画面からwifiカメラの画像を確認することができます。また、マイクロSDカードを利用することにより、画像も保存することができます。
私の場合、クラウドエッジというアプリを利用して設定をしましたが、設定する際の注意点として、無線LANルーターの周波数帯は2.4GHzと5.0GHzの2種類があります。このことを頭に入れることが重要です
そして、もしWiFiカメラが5.0GHzに対応していなかったなら、自宅で使っている無線LANルーター周波数帯も修正しなければなりません。つまり、両方2,4GHzにしなければなりません。ここが1番の注意点です。
カメラの画質は、200万画素以上のものであれば、鮮明に映ります。夜間も赤外線がありますので白黒ですがきちんと映ります。高価なものなら、夜間もカラーで映るものもあります。
また、人感センサーがついているので、人の動きなどを感知し自動で撮影することができます。これにより、カメラの長時間稼働も可能となります。
使用して、これはいいと思ったのですが、1つ気になることがありました。
それは、電波が途切れることです。
私が家に帰って、Wifiカメラの画像を確認すると、私の玄関の画像がないのです。玄関のドアを開ければカメラが置いてあるので、当然、人感センサーが作動し、私の姿が録画され、保存されるのですが、それがなかったのです。間違いなく、センサーが作動していたのは、私の肉眼で確認していました。それなのに画像が記録されていない。そして、いろいろと調べた結果、無線LANルーターの電波が途切れていたことが原因だということがわかったのです。どうやら、wifiカメラはアプリで動作を制御しているので、カメラ単体ではスイッチのオンオフ以外は制御できないみたいです。
wifiでパソコンを使っている人ならわかるかもしれませんが、ブラウザーを立ち上げて、ネットを始めようとしたが、つながらないことはごくたまにあると思います。そう、これと同じことが、Wifiカメラにも起こったのです。
ごくまれでも電波が途切れる。ごくまれでも、防犯上あってはならないことです。仮に、もし、電波が途切れているときに、なんらかの犯罪が起きたのなら、カメラに画像が映りませんし、記録も残りません。これでは防犯としての役割を担っていないと同じです。ですので、私は、防犯としてWifiカメラを使用するのはおすすめしません。
では、防犯では使えないとしたら、何に使うのかということになります。それは、監視に使うことです。一番の使用目的としてはペットの観察です。飼い主が、外出しているとき、家の中にいる犬や猫などがどのような動きをしているのか、体調が大丈夫か、など家の外から、スマートフォンで観察するのに使用することです。ペットの観察なら、記録が残らなくても社会的に防犯ほど影響がないし、気軽にスマートフォンの画面で確認できるので便利です。
監視、観察ならば気軽に使えるのがWifiカメラのいちばんの良いところだと思います。