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Paulinho da Costaが参加したアルバムを紹介します。⑨

 今回のパウリーニョ・ダ・コスタのアルバムを紹介しますは、1997年から1998年までにリリースされたアルバムの紹介と、文章の流れから、Whitney Hustonの 1990年リリースされたアルバムと1990年のライブビデオを紹介します。
 この「Paulinho da Costaが参加したアルバムを紹介します。」シリーズは、私の音楽ブログの中では、どういうわけか出だしのアクセス数が割と多い(とはいっても一般的にはまだ低レベル)ので、大変ありがく思っている次第でございます。

Ixnay on the Hombre(1997) – The Offspring

 アメリカのパンク・ロックバンドの4枚目のアルバムです。
 収録曲は全部で14曲です。
 内容は、パンクロックなのですが、ハードなパンクロックもあり、どこかオルタナティブロックにも通ずるところがある曲もありますが、基本はパンクロックです。
 私が思うに、1970年代のパンクロックは、ボーカルのラインがあるのかないのか、わからない感じで、ノリで叫んでいるような歌い方ですが、The Offspringのほうは、しっかりとボーカルラインを確保したうえでのパンクロックというのが、特徴の1つかもしれません。
 パウリーニョ・ダ・コスタは、3曲目のMota、4曲目のMe & My Old Lady、8曲目のI Chooseの3曲でパーカッションの演奏をしています。
 Motaは、パーカッションが入っていない気もしますが、多分、シンバルだと思います。
 Mo & My Old Ladyは、シェーカーかマラカスだと思います。
 I Chooseが、いちばんパーカッションらしい演奏で、カウベルやコンガが入っていて、うまく、The Offspringのパンクなサウンドにアクセントをつけています。

For you(1998) – Kirk Whalum

 Whitney HoustonのI Will Always Love Youのサックスソロで知られているサックス奏者のKirk Whalumの1998年リリースのアルバムです。
 収録曲は全部で10曲で、全10曲ともにカバーのアルバムです。
 内容は、まさにスムースジャスそのものといったもので、Kirk Whalumが1曲1曲丁寧にサックスで歌い上げています。

 以下、曲名とオリジナルが収録してあるアルバム名とアーティスト名を列記します。

 カバーのジャンルは、R&B、ソウルが中心です。
 どの曲もうまくスムースジャズ風にアレンジされていて、カーク・ウェイラムの良さがよく出ています。
 その中で、私が聴いていて一番良かった曲は、Janet JacksonのカバーでThat’s The Way Love Goesです。
 オリジナルは、ビートが強いのですが、カーク・ウェイラムのヴァージョンのほうは、バンド形式にしてサックスを中心にうまく仕上げています。
 ちなみに、That’s The Way Love Goesは、ジャズギタリストであるNorman BrownのAfter the Storm(1994)にもカバー曲が収録されています。こちらのヴァージョンのほうもいい曲ですので、もし、機会があるのであれば聴いてみてください。
  パウリーニョ・ダ・コスタに関しては、1~3曲目、5曲目、7,8曲目、10曲目の全部で7曲で演奏をしています。参加している全曲で、コンガ、タンバリン、トライアングル、ウインドチャイム、シェーカー、ベル、ボックスなどのパーカッション楽器をうまく使い分けているのが特徴です。
 このアルバムでも、パウリーニョ・ダ・コスタのパーカッションが音楽的に大事なポイントの1つになっています

 ただ、この時期(1990年代後半)になると、シンセのプログラミングが発達しており、どこまでが人間の演奏で、どこまでがプログラミングなのかがわからないくらいプログラミングの音質が進化しているように聴こえました。
 実際に、Kirk walumのFor Youの収録されているI Want Youを聴いて、パーカッションの音が入っているのですが、私は、これはパウリーニョ・ダ・コスタの演奏だな思ったら、全部プログラミングでした。
 この事実を知ると、人間に頼らなくてもパーカッションを演奏することができるのだなあと思うと何か複雑な気持ちになりました。
 今の時代、AIが話題になっています。AIは、確かに便利なのですが、何でもコンピュータでいいのかとつい考えてしまいます。

 ところで、このカーク・ウェイラムのアルバムFor Youは、全曲カバー曲なのですが、実は、パウリーニョ・ダ・コスタは、Whitney HoustonのLover For LifeとAnita BakerのSame Ole’ Loveのオリジナルの2曲でもパーカッションを演奏しています。

 ここでは、Kirk Walumと関連性があるWhitney HoustonのI’m Your Baby Tonight(Japanese Edition)(1990) のアルバム紹介をします。

I’m Your Baby Tonight(Japanese Edition)(1990) – Whitney Houston

 ※大変申し訳ございませんが、私は、日本人ですのでJapanese Editonの紹介になります。ご了承ください。

 このI ‘m Your Baby Tonightは、ホイットニーヒューストンの3枚目のアルバムになります。
 内容は、LA & Babyfaceがプロデュースしたニュー・ジャック・スイング系のダンスナンバーが中心で、それに加えて、従来のR&Bのスローバラードなども交えたものになっています。
 さらにJapanese Editionでは、スティーブ・ウインウッドのHigher Loveのカバーと、当時、日本の家電メーカーのCMに使われていたTaking A Chanceが収録されていて、プラスI’m Your Baby Tonightは、リミックスヴァージョンのほうが収録されています。私は、I‘m Your Baby Tonightに関しては、ファンク色が濃いオリジナルヴァージョンより、リミックスヴァージョンのほうが、ピアノソロもあっていいと思いました。
 Highr Loveに関しても、もともとホイットニー・ヒューストンがアルバムに収録したかった曲なのでこれが収録されているのもいいことだと思います。
 パウリーニョ・ダ・コスタは、残念ながら4曲目のLover For Lifeの1曲のみの参加で、曲の雰囲気を大事にした演奏をしています。
 ホイットニーヒューストンのボーカルは、バラードもアップテンポの曲だけでなく、自身によるバックボーカルなど、どれも素晴らしいの一言に尽きます。個人的には、1990~1991年がホイットニーヒューストンのボーカルのピークであったと思っています。
 なお、このアルバムには、カーク・ウェイラムも11曲目のI’m Knockin’でサックスソロを演奏しています。

Pick Up VIdeo (Youtube)

 〇Whitney Huston Live in Japan(1990)

 ホイットニー・ヒューストンが、1990年1月に横浜アリーナで行なわれたライブです。
 とにかく、このライブでのホイットニーヒューストンのボーカルというのは、すばらしいの一言に尽きます。とてつもなく、すごいボーカリストだと思います。
 このライブは、私が見た感じでは、なぜか観客が40台代くらいが中心に見えます。おそらくホイットニーの歌を聞くことに重点が置かれたライブだと思われます。
You Give Good loveや、Saving For My Love For Youに関しては、ベストテイクといってもいいくらいの出来で、Greatest Love Of Allに関しては、これまた完璧といっていいほどの内容で、これほど美しいGreatest Love of Allは、おそらくないのではと思うくらい美しいボーカルです。
 このライブのバックバンドもいいメンバーで、主なメンバーには、サックスにカーク・ウェイラム、ドラムスにリッキー・ローソン、パーカッションにバシリ・ジョンソンなど、どういうわけかWhitneyの代表曲であるI Wii Alway Love Youのレコーディングに参加したメンバーが結構多いのが特徴です。
 バンド全体の演奏はとてもよく、この中でもカーク・ウェイラムのサックスが良かったです。So EmotinalやSaving For My Love For Youのイントロのソロや、All the Man That I Needのかなりブロウしていて熱のこもったソロなど、後のI Will Alway Love Youにもつながるような気さえする演奏をしています。
このWhitney Huston Live In Japan 1990は、特に、日本の方に見てもらいたいライブで、こんなすごいライブを日本でしていたのかというのを知っていただきたいです。
 ユーチューブにもアップされていますので、ぜひご覧なってください。

(次回が洋楽編の最終回の予定です)

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