ラディウスの有線イヤホンHP-NE30Cのレビューです。
今回の商品レビューは、2026年7月に発売されたラディウスの有線イヤホンHP-NE30Cです。
HP-NE30Cは、実売価格5,500円で販売されていて、色は、白と黒の2種類あります。
ラディウスの有線イヤホンは、ネット通販だけでなく家電量販店でも比較的、簡単に購入することが可能なようなので、実際に、家電量販店に行って、有線イヤホンのコーナーを見てみるとオーディオテクニカの有線イヤホンの横に多くのラディウスの有線イヤホンが陳列されていました。
それだけラディウスが有線イヤホンに力を入れていることがわかります。
HP-NE30Cは、果たして、どんな音がするイヤホンなのか。
※このブログは、あくまでも個人の感想によるものです。
この商品に関することは、製造メーカーのホームページを参照するか、または、製造メーカーに直接、お問い合わせいただきますようよろしくお願いします。


付属品
イヤーピース、ケーブルクリップ、取扱説明書、保証書が入っていました。

HP-NE30Cを使ってみる
まず最初にイヤホンを耳に装着してみました。(私は先にイヤホンを装着しましたが、もちろん、先に有線イヤホンのプラグをスマートフォンの差込口に差し込んだ後にイヤホンを装着しても全く問題はありません)。
工場出荷時についていたMサイズのイヤーピースでイヤホンを耳に装着してみたところ、私の耳には少しフィットしすぎ(大きすぎる)と思いましたので、Sサイズにつけかえたところぴったりフィットしました。
もし、イヤホンがフィットしなくてもサイズ違いのイヤーピースが付属していますので、その中から自分の耳に合うサイズのイヤーピースを選んで付け替えれば問題ないです。
ただ、イヤーピースをイヤホンにつけるとき、ちょっとした力がないとイヤーピーズがイヤホンにはまらないので気を付けてください。
イヤホンと鼓膜との距離感も近すぎなくて、ちょうどいい距離で問題はなかったです。
イヤホンを耳に装着しましたので、今度はスマートフォンの差し込み口にType-Cのプラグを挿し込みます。プラグを差しこむときは、しっかりと挿しこみましょう。完全に差しこめていない状態で音楽を再生したら、当然、音漏れがします。プラグはしっかり差し込みましょう。
HP-NE30Cは、有線イヤホンなので、接続した後に再生ボタンを押せば、すぐに音楽などが聞けます。
ワイヤレスイヤホンの場合は、充電する必要がありますが、有線イヤホンの場合は、充電する必要がないため、コードを差込口に差し込めばすぐに使えるところがメリットです。
マイク機能付きリモコン

HP-NE30Cを装着すると、コードの胸元あたりにリモコンが来ます。リモコンを操作するにはちょうどいい位置なので、スマートフォンを出して再生ボタンを押す手間もなく、リモコンから直接操作することで音楽再生や電話に出ることなどができます。胸元あたりにリモコンがあると、操作がしやすくて便利です。
HP-NE30Cリモコンは、+ボタンを一回押せば音量が上がり、-ボタンを一回押せば音量が下がります。
曲送りも+ボタンを長押しすればできますし、曲戻しも-ボタンを長押しすれば戻ります。
間違いなくワイヤレスイヤホンのタッチセンサーより確実に操作ができます。
サウンドモードの切り替えは、リモコンのセンターボタンを2回押すことで切り替わります。
切り替えの順番は、ノイズキャンセリング→アンビエント→サウンドコントロールOFFの順です。ノイズキャンセリングは、普通に効いていて、アンビエントモードも多少、雑味がありますが効いています。
ただ、modeの切り替わりの際に女性の英語によるアナウンスがあるのですが、これが雑な言い方で大変申し訳ないのですが、私には、近所のおばさんがたまたま来ていて、ついでにアナウンスしたような感じに聞こえました。今後、丁寧な改善をしたほうがいい部分の一つだと思います。
ハイレゾに関して
HP-NE30Cは、ハイレゾ対応とうたっていますが、実際にハイレゾに対応するにはNePLAYERというアプリをインストールする必要があります。
NePLAYERは有料で、App StoreかGoogle Playから2,500円支払ってダウンロードする必要があります。
ただ、サブスクで聴く場合は、NePLAYERをダウンロードする必要はありません。
なぜかといいますと、Apple MusicやSpotifyなどはDRM(デジタル著作権管理)で保護されたオーディオファイルで、NePLAYERではDRMは再生できないからです。
もし、サブスクで音楽を楽しんでいるのであれば、NePlayerをダウンロードする必要はありません。
NePLAYERでハイレゾを楽しめるのは、ダウンロードでの楽曲の買い取りや、CDから楽曲を取り込んだ場合などに限ります。これは、注意が必要です。
音質
HP-NE30Cで音楽を聴いてみました。
聴いてみて、全体的なバランスを重視した音質になっていて、バランスをとった中でもベースの音量が大きく出ているのがHP-NE30Cの特徴だと私は思いました。
ラディウスのホームページを見てみると、どうやら「生きた音」にこだわっているようです。また、ライブ音源にもこだわっていて、ライブストリーミングの音質調整のアプリも出しています。ライブ音源にこだわるというのは、これからライブストリーミングが増えてくると見込んでいるからではないかと私は思いました。
HP-NE30Cは、確かに個性的な音であるのは間違いないのですが、ただ、これがよい音であると思える人もいれば、よくない音と思う人もいるかもしれません。私の思うところでは、HP-NE30Cは、音楽ジャンルによって聞こえ方が違ってくるイヤホンではないかというのが率直な感想です。
ちなみに、音楽を聴いていて耳が痛くなることはなかったので、この点はよかったです。
HP-NE30Cの試聴コーナー
試聴コーナーでは、HP-NE30Cでいろいろなジャンルの音楽を聴いてみた感想を簡単に記しました。
(試聴しているアルバムの年代が古いのは、ご了承ください。)
〇ロック
まずは、ライブアルバムThe Allman Brothers Band – At Fillmore East (1971) を試聴しました。
デュアン・オールマンのスライドギターはしっかりと聞こえます。ベースの音も太く聞こえます。全体的にも臨場感ある演奏をよく再現しています。
次に、スタジオ録音のアルバムである38 Special – Wild-Eyed Southern Boys(1980) に収録されているHold On Looselyを試聴しました。
聴いてみて、ベースの音が大きすぎてギターの音の良さが伝わらない気がしました。これは、残念なところです。もしかしたら、1980年代のロックは、HP-NE30Cで聴くとこのような音質の傾向にあるのかもしれません。
※ちなみに、Hold On Looselyは、ギタ―の音がしっかりと再現できているイヤホンで聴けば、ロックが好きな方なら曲の良さがわかると思います。
2000年以降のライブアルバムではどういう音質なのかもチェックしてみました。
ロック系のライブアルバムのなかからGreen Day – Bullet In a Bible(2005)を試聴してみました。
ベースの音やバスドラムの音が、大きめなのですがライブの臨場感は出ています。HP-NE30Cが音質的にはライブ感を重視しているイヤホンであることがわかります。
〇フュージョン
フュージョンといっても、ファンクやロック、ブルースの要素もあるスタジオアルバムGeorge Duke -I Love The Blues, She Heard My Cry(1975)を試聴しました。
聴いてみて、ベースが少し大きめな音ですが、それがちょうどいい感じで割とバランスよく聴こえました。1曲目のChariotや4曲目のThat’ What She Saidなどは、ベースラインがしっかりと聴けることで迫力ある曲に聴こえました。
〇ジャズ
女性ジャズギタリストのスタジオアルバムEmily Remler – Firefly(1981)を試聴してみました。
少しベースの音が大きめのせいか、ギターの音が少し太い感じに聴こえますが、かえって、それが音質的なライブ感を出しています。
全体的な音質も、悪くはありません。
〇エレクトロニック
The Future Sound of London – Lifeforms(1994)を試聴してみました。
ベースの音が大きいですが、バランス的には合っていてよかったです。
HP-NE30Pでいろいろなジャンルの音楽を聴きましたが、その中でもエレクトロニックがいちばんよく聴こえました。
〇J-POP
最近のJ-POPも聴きましたが、やはりベースの音が大きく、その分、ボーカルが少し小さく聴こえました。
私とすれば、HP-NE30Cは、J-POP向きではない気がしました。ただ、これも好みの問題もありますので、一般的には一概に言えることでありません。
イヤホンのコードについて
コードの収納に関しては、小袋に収納すれば、またイヤホンを使用するときコードを絡ませずに使うことができますが、イヤホンを適当にカバンの中に入れた場合、出すときにコードが絡まっているときがあります。ただコードが絡まった場合でも、割とほどきやすかったです。コードに関しては、いい素材を使用していると思いましたので、一体、どんな素材を使用しているのかと調べてみたら、TPE(熱可塑性エラストラマー)という素材を使用していました。
TPEは、プラスティックの加工性とゴムの弾性を両立させた素材です。ただ、高熱には弱いようなので熱湯には浸らせないように注意が必要です。
通話
通話に関しては、特に問題なくできました。
相手の声もしっかりと聴こえ、私の声もマイクがしっかりと拾ってくれたので相手に伝わっていました。
まとめ
ラディウスの有線イヤホンHP-NE30Eは、できれば、音楽ジャンルではいちばん音質があっていたエレクトロニックや、ライブ感の音質を楽しめるライブアルバム、スタジオライブ風なアルバム、ライブストリーミングで装着して聴くのが一番だと思います。
HP-NE30Eの短所は、個人的な見解としては、J-POPなど音楽ジャンルによってはあまり相性がよく聴こえない部分と、アプリでのハイレゾの取り扱いではないかと思います。
現状では、アプリを使用すればサブスクでもハイレゾで聴くことができると解釈されてもおかしくない書き方だと思います。
私としては、しっかりと、わかりやすく、サブスクで音楽を聞く場合は、NePLAYERはハイレゾに対応していないことを書くべきではないかと思いました。
HP-NE30Eは、個性的な音質なので、音楽ジャンルなどに左右されるところもありますが、この部分を理解できれば購入を検討してもいいイヤホンだと思います。

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