sudioの有線イヤホンV3 Proのレビューです。

 今回は、2026年8月に発売されたスウェーデンのメーカーsudioのType-Cケーブルの有線イヤホンV3 Proを紹介します。
 sudio V3 Proは、4種類のカラーが用意されており、ノイズキャンセリング機能もついて店頭価格は2,970円と大変お手ごろな価格になっています。
 sudio V3 Proは、ネット通販で購入可能ですが、大手家電量販店の店頭でも商品が並んでいましたので、店頭でも購入が可能です。
 果たして、V3 Proは、どういう音がするのか。
 早速、イヤホンを箱から取り出してみました。


付属品

 3サイズのイヤーピースと、極小の取扱説明書です。
 当然、取扱説明書が小さすぎるのため見るのが大変です。
 もし、取扱説明書が小さくて見づらいと感じましたら、sudioのホームページにもPDF形式のV3 Proの取扱説明書がありますので、そちらで見るほうがわかりやすいと思います。

四つ折りの状態で入っていた取扱説明書
イヤホンを装着

 イヤホンは、しっかりと両耳に装着することができました。出荷時についていたイヤーピースのサイズは、私の耳にはちょうどいいサイズでした。
 ただ、どちらが右(R)なのか左(L)なのかが、わかりづらかったです。
 実際に、RとLが書かれている場所は、イヤホンの本体ではなく、イヤホンのコードブッシュ(イヤホン本体とコードのつなぎ目に使う保護部品)に書かれているため、どこに書かれているのかを見つけるには、ものすごく時間がかかりました。
 そのため、イヤホンを装着するときは、その都度ものすごく小さく記されたRとLの文字を見つけてから装着するのでは時間がかかります。
 私もいろいろと考えた末に、イヤホン本体に書いてあるSudioの文字を手前にして、両方のイヤーパットの部分が外側に向いていれば、イヤホンの右と左が合っているいうことがわかりました。
 この方法だと、そのまま、すばやくイヤホンを両耳に装着できると思います。

文字を手前にして、イヤーバットが外側に向いている状態が左右があっている向き
イヤホンのコードなど

 V3 Proのイヤホンのコードは編み込みコードを使用しています。
 編み込みコードは絡みづらく丈夫な材質で、イヤホンには適しているコードです。

 V3 ProのプラグはType-Cなので、Type-Cの差込口があるスマートフォンに直接、挿しこめばすぐに使うことができます。充電しなくても使えるところが、有線イヤホンの良い点の1つです。

音質

  音質については、さすがに2,970円で販売されているイヤホンなので出力が若干足りない部分があります。また、音的にも、少しだけノイズがあるように聴こえました。
  一般的な音のバランスは、少し低音が足りないのと、高音が出すぎているところがあります。
 ただ、低音でもバスドラムやスネアの音自体はよいので、要は、ただ高音と低音のバランスがよくないということだけです。

ノイズキャンセリング

 V3 Proにはノイズキャンセリング機能がついています。
 ノイズキャンセリングの切り替えは、リモコンの専用ボタンANCを押すことで切り替わります。
 私が、ノイズキャンセリングで音楽を聴いてみて、ノイズキャンセリングの効き具合をチェックしたところ、普通にノイズキャンセリングが効いていました。
 低価格で、ノイズキャンセリングが効いていることは、よい点です。

V3 Proのリモコン
いちばん上から、+ボタン、ANCボタン、停止ボタン、-ボタンです。
リモコン

 リモコンは、ちょうど胸元部分に来ますので、操作はしやすいと思います。
 機能を挙げると、+ボタンを押せば音量が大きくなり、-ボタンを押せば音量を小さくなります。
 また、曲の先送りは、上から2番目の〇ボタンを2回押すことででき、
 前戻りも上から2番目の〇ボタンを3回押せばできますと取扱説明書の図には記載されています。
 実際に、私がやってみると、前戻りはできるのですが、先送りに関しては、ほとんどできませんでした。
 先送りのボタン操作に関しては、改善して、簡単にできるようにしてほしいところです。

 ノイズキャンセリングを使用する場合は、イヤホンを挿入口に差し込みましたら、必ず、リモコンのノイズキャンセリングのボタンを押してください。
 V3 Proの場合、デフォルトは、常にノイズキャンセリングOFFなので、もし、ノイズキャンセリングを使用したいのなら、プラグを差し込んだあとに、必ずノイズキャンセリングのボタンを押す必要があります。
 ノイズキャンセリングのボタンを押しましたら、切り替わったことを伝える女性アナウンスがあります。この女性のアナウンスの声は、若い方でさわやかな感じがするアナウンスでした。これは、いい点です。

試聴

  試聴するにあたって、どのジャンルにもいえることは、V3 Proは、再生すると少しだけノイズが出てしまう(特にノイズキャンセリングOFFの場合)ということです。
 このことを前提に試聴の記事を書いているということだけは、ご了承ください。

 2,970円で販売されているイヤホンで試聴をするというのは、かなりオーバーな部分もありますが、V3 Proがどういった音のバランスで再生されているかを簡単にチェックするだけでも多少の参考になるのではないかと思います。

ロック

(ガレージロック)

  Is This It(2001) – The Strokesを試聴してみました。
 シンバルの音が出すぎていて、その代わり、ベースの音が若干小さい気がしました。
 そのため、少し全体の音にダイレクト感が伝わらない気がしますが、代わりにシンバルの音が目立つので、何か荒々しく聴こえました。個人的には、これはこれでいいのではといった感じの音のバランスですが、もしかしたら、好みがわかれる音かもしれません。

(ハードロック)

 The Difinitive Rock Collection(2007) – White Lionに収録されている曲の中から、3曲目のWaitから8曲目のSweet Little LovingまでのアルバムPride(1987)に収録されている曲だけを試聴してみました。
 V3 Proは、シンバル系の音が大きいのですが、ハードロックだとギターの音が大きくなりますので、バランス的には、ちょうどよい感じに聴こえました。
 また、エレアコの音もよく聴こえていました。
 このアルバムの曲を聞いて、V3 Proで聴いていて一番あっているロックのジャンルは、ハードロックなのだということがわかりました。

R&B、ジャズ、エレクトロニック

  R&B、ジャズに関しては、一般的な音質と同じで、シンバル系などの高音が大きすぎるところがあります。高音が大きいので、ベースなどの低音の良さが少し伝わらないところがあります。
 ボーカルに関しても出力があまりないせいか少し割れぎみでもありました。

JーPOP

 サブスクの2026年9月のランキングにあるJ-POPの曲をランダムに聴いてみました。
 意外なことに、どのジャンルの曲も音質的にはバランスよく再生されていました。ロック系も、打ち込み系もよかったです。

スウェーデンのポピュラーミュージック

 Seven Sisters(1997) – Mejaを試聴しました。
 出力が少し足りないところを除けばバランスよく聴こえました。
 聴いていて思ったのですが、日本の音楽とスウェーデンの音楽は、もしかしたら、曲作りのアプローチなどが似ているのかもしれません。よく似たバランスに聴こえました。

通話

 通話に関しては、相手の声も聞こえて、自分の声も相手にしっかりと伝わっていました。全く問題はありませんでした。

まとめ

 sudioの有線イヤホンV3 Proは、実勢価格が2,970円と低価格なイヤホンなので、音質にこだわる人には向かないイヤホンだと思います。
 私が考えたV3 Proの一番いい使い方は、予備のイヤホンとしてカバンの中に収納しておくということです。V3 Proは、有線イヤホンなので、充電もする必要もありませんので、もし、メインのイヤホンを忘れたり、充電し忘れたりした場合に予備イヤホンがあると重宝するので、予備として持っていれば便利ではないかということから考えました。
 V3 Proは、安値でノイズキャンセリングを楽しみたい方などは、ぜひ、ご購入を検討してみてください。