オーディオテクニカのワイヤレスイヤホンATH-SQ1TW2NCの商品レビューです。
今回はオーディオテクニカのワイヤレスイヤホンATH-SQ1TW2NCを取り上げます。
ATH-SQ1TW2NCの一般的な価格は10,000円~12,980円(税込)です。
オーディオテクニカのイヤホンは、ネットだけでなく家電量販店でも取り扱っているお店は多いので、購入しやすいのが特徴の1つです。
果たして、どのような音がするのか。
※このブログは、あくまでも私自身が商品を実際に使用した際の感想が中心になっています。
商品のお問い合わせに関しては、メーカーのホームページを参照するか、お問い合わせ等でお願いします。
ATH-SQ1TW2NCの主な仕様
・Bluetooth Ver.5.2
・IPX5
・連続再生時間 (ノイズキャンセリングONの場合:6時間 充電ケース併用で18時間)
・連続再生時間(ノイズキャンセリングOFFの場合:7.5時間 充電ケース併用で22.5時間)
・充電時間(イヤホン:約2.5時間、充電ケース:(USBケーブル使用)約2.5時間、(ワイヤレス充電)約4時間)
ブルートゥースのVersionが5.2であるというのがポイントです。おそらく、最新のヴァージョンを使用するより、ある程度の安定感を選んだのだと思います。




付属品
イヤホン、保証書のほか、充電ケース、Type-A to Type-Cの充電用コード、イヤーパッドが付属しています。
ペアリング
ペアリングは、充電ケースのふたを開けて収納されているイヤホンを取り出すとペアリングが開始されます。ペアリング開始前に、スマートフォンのブルートゥースの設定をオンにしておいてください。
ペアリングが開始されるとスマートフォンのブルートゥースの画面にATH-SQ1TW2NCという文字列が表示されますので、これをクリックすればペアリングが完了します。
充電ケースからイヤホンを取り出さないとペアリングが始まらないところが注意点です。
ペアリングの設定が終わりましたのでイヤホンが出荷時にどれくらい充電されているかをチェックしました。
イヤホンは、100%充電されていました。これなら、すぐに使えるのでとても便利です。
アプリのインストール
ATH-SQ1TW2NCを使用するにあたり、アプリをインストールします。
アプリは、APP Store、Google Playにありますので、クリックしてインストールしましょう。
イヤホンの装着感
ATH-SQ1TW2NCのイヤホンは、私の耳にはぴったりと装着しました。イヤホンと鼓膜との距離間も近づきすぎないところもいいです。
イヤホンの重さは、丁度良い重さで、しっかりとイヤホンが耳にフィットしていますので重さはあまり気にならなかったです。
ATH-SQ1TW2NCの音質
音質に関しては、やや高音重視の音質で日本人好みの音でいい音でした。低音の音質もよかったです。
ただ、全体の音に厚みが少し足りないかなあと思いましたが、価格が12,980円なら十分の音質です。
ノイズキャンセリングとヒアスルーの効き具合
〇ノイズキャンセリング
ATH-SQ1TW2NCのノイズキャンセリングに関しては、完全ではありませんが、きちんと効いていました。
飲食店でノイズキャンセリングで音楽を聴いてみたのですが、かなりお客さんの会話の声をカットできていました。
〇ヒアスルー
ヒアスルーに関しては、電車に乗って使用した場合を例に挙げると、電車のモーター音は結構、拾うのですが、人の会話を聞き取るにはもう少し足りない気がしました。ただ、外音に関しては基本的に拾っています。
オープンイヤータイプのイヤホンよりは、劣るのは仕方ないところです。
音楽ジャンル別のイコライザー設定
私が実際にイヤホンで聴いてみて、いちばんよかったイコライザーの設定を音楽のジャンル別に列挙しました。(あくまでも私自身の感想です。)
ロック
ロックに関しては、ヘビーメタルも含めて、イコライザーはオフがいちばんよかったです。
エレクトロニック、ファンク
エレクトロニック、ファンクに関しては、イコライザーがオフだと低音が少し足りないので、イコライザーをオンにしてBass Boostに設定するとよく聞こえます。
J–POP(アニソンも含む)
J–POPに関しては、イコライザーがオフだとボーカルが少し物足りなかったので、イコライザーをVocalにすると前面に出てよく聴こえました。
ジャズ、フュージョン
ジャズ、フュージョンに関しては、ピアノがフィーチャーされているJohn HicksのInc.1(1985)と、サックスがフィーチャーされているDavid SanbornのUpfront(1992)を試聴に使いました。
どちらもイコライザーがオフでもよく聴こえましたが、もし、ピアノやサックスを中心に聞きたければ、イコライザーをオンにしてVocalに設定すると、さらにダイレクトにピアノやサックスの音を聞くことができます。
アプリの機能
アプリでできることは、メイン画面のほかカスタマイズ画面でもいろいろとできます。
アプリのメイン画面の右上の3本線のアイコンをクリックするとカスタマイズ画面が出てきます。
このカスタマイズ画面は、オーディオとシステムの2つに分けられてます。
以下、それぞれの主要な機能を簡単に紹介します。
<オーディオ>
●アンビエンスコントロール
アンビエンスコントロールは、ノイズキャンセリング、ヒアスルー、オフの三種類があり、お好みの機能を選んで音楽を聞くことができます。
●イコライザー
イコライザーは、[Bass Boost],[Dynamic],[Vocal],[Clear]の4種類からお好みの設定を選ぶことができます。
●低遅延モード
主に ゲームの操作での音と映像のずれを減らす機能です。
実際に少しだけ低遅延モードで一般的なゲームをしてみましたが、特にずれもなく、音質も問題なく良い音でした。
ただ、もしかしたら動きが激しいゲームでは、遅延があるかもしれません。
●サウンドスケープ
サウンドスケープとは、マリー・シェーファーが提唱した概念で、「音風景」とも言われています。
アプリでは、自然、ヒーリング、マスキングノイズの3つのジャンルがあり、ダウンロードして自然音などを楽しむことができます。
私は、これは、いいサービスだと思いました。いろいろな音楽をずーっと聴いていると何か飽きるときがあります。そういったときにサウンドスケープを聴くと何か気分転換ができてリラックスできます。
なお、オーディオテクニカのホームページにサウンドスケープの記事がありますので興味がある方はご覧なってください。
●ショートカット
サウンドスケープを素早く聞くためのもので、アンビエントコントロール、プライベートタイマーの設定を組み合わせることで、効果的にサウンドスケープを聞くことができます。
オーディオテクニカが、サウンドスケープに力を入れていることがよくわかる機能です。
<システム>
システムでは、タッチセンサーのカスタマイズ(キーアサイン)や、タッチセンサーの感度の調整、音声ガイダンスの声の変更や、ヘルプをクリックすれば取扱説明書も見ることができます。
この中では、キーアサインと、このワイヤレスイヤホンの売りの一つである音声ガイダンスについて取り上げます。
●キーアサイン
キーアサインでは、タッチセンサーの設定を変更することができます。
私の感想としては、キーアサインは少しわかりづらい気がしました。もう少しシンプルな画面にしていただけたらとも思いました。私が、キーアサインの画面を見た限りでは、細かい設定変更はできない気がしました。
ですので、私は、タッチセンサーの機能はデフォルトのままにして使用しています。
●音声ガイダンス
音声ガイダンスの声は、デフォルト設定になっている英語と日本語の2種類で両方とも女子大生風の声です。
これと、期間限定で男女2人の声優さんの音声ガイダンスがあります。
この2人の期間限定の音声ガイダンスの一番の特徴は、ノイズキャンセリングに切り替えた時の言葉にあり、男性は「俺たちだけだな」、女性は「2人きりだね」というセリフです。
どちらにしても2人きりなのですが、ノイズキャンセルの切り替えの際に2人の声を聞いた後、デスメタルを聞くといったいこれは何なのかと思いますが、アニメ的にはこれもありかもしれません。興味がある方はダウンロードしてみてください。
イヤホンの再生時間
イヤホンの再生時間は、音量35%で音楽を聴いた場合、10%電池が減った所要時間は、ノイズキャンセリングONとヒアスルーの場合は35分、ノイズキャンセリングOFFの場合は45分でした。
どれも、計算すると仕様に書かれていたデータとほぼ同じなので問題ないです。
タッチセンサー
タッチセンサーは、デフォルトでは、右と左のイヤホンでは、それぞれ機能が違います。
(右イヤホン)
1回タッチ——一時停止と再生
2回タッチ——曲の先送り
3回タッチ——曲戻し
2秒長押し——トークスルーモードに切り替わる
(左イヤホン)
1回タッチ——音量を一段階上げる
2回タッチ——音量を一段階下げる
2秒長押し——2秒長押しするごとに、ノイズキャンセリング、オフ、ヒアスルーの順に切り替わる。
タッチセンサーの感度に関しては、低、中、高の3段階あり、デフォルトでは、中に設定してあります。
実際にタッチセンサーを中の設定で使用してみたところ、右側のタッチセンサーを1回押してるのに2回と認識したり、逆に2回押してるのに1回と認識したりすることがたまにあります。3回タッチの認識に関しても、しっかりとタッチしないと認識しないケースがありました。
このことからタッチセンサーに触れるときは、確実にマークがある真ん中の部分をしっかりと丁寧にたたくことが大事なのかもしれません。
そのほか、ある程度イヤホンを使用していると、イヤホンが少し緩むときがありますが、イヤホンのゆるみを調整するとき、イヤホンを持つ指がタッチセンサー触れて音楽が一時停止になってしまったことがありました。イヤホンのゆるみを修正するときは、持ち方に注意が必要です。
通話
イヤホンを装着して通話をした結果は、相手の声はしっかりと聞き取ることができますがが、自分の声が相手に伝わらないケースが少しありました。
自分の声が相手に伝わらないのは、マイクが私の声を拾っていない可能性があるかもしれません。
もちろん、電波障害の可能性もありますが、相手の声がしっかりと聴きとれているので、おそらく、私はマイクの性能の影響だと思いました。
まとめ
今回、オーディオテクニカのワイヤレスイヤホンATH-SQ1TW2NCを使用してみて、イヤホンの音質だけでなく、アプリにもサウンドスケープを取り入れるなど工夫があることから、価格的にもコストパフォーマンスが高いイヤホンだと思いました。
ただ、あくまでも私自身が使用した限りでは、通話機能のマイクが最低限の出力なのでビジネスで使用するには適さないかもしれません。
それだけ、ATH-SQ1TW2NCは、アプリにサウンドスケープを取り入れたことなどからもわかるように、音楽を聞くことにこだわったイヤホンだということがわかります。
私の結論としては、ATH-SQ1TW2NCは、おおよそ10,000円~12,980円でこの音とこのアプリが手に入るのなら十分お得なワイヤレスイヤホンだと思いました。
音楽を聴くのが好きな人にはお勧めのイヤホンです。

